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【東京大学名誉教授】 「新型コロナは恐怖の感染症ではない。 死者はインフルエンザよりずっと少ない。 指定感染症5類にすべき」 [影のたけし軍団★]

1 :影のたけし軍団 ★:2020/08/31(月) 08:31:07 ID:Je6wDBcU9.net
国は新型コロナを感染症法の「指定感染症」とし、危険性が2番目に高いグループである「2類相当」として扱ってきた。
しかしリスク管理の観点から言うと、新型コロナはもともと5類に分類されている季節性インフルエンザ(以下インフルと略す)と同等の感染症であり、
これを2類として扱ってきたことには二つの重大な誤りがあった。

それは「リスクの大きさに対応したリスク管理を行う」というリスクの公平原則と、
「リスク管理が生み出す別のリスクに十分配慮する」というリスク最適化の原則に反していた点である。

標準的な感染症予防策だけで新型コロナ問題を解決しつつあるスウェーデンにならって、
新型コロナをインフルと同等のリスク管理にすること。これが、現在の混乱を解決する道である。

8月30日の時点で、このリスク評価を具体的な数字で検証してみる。

日本ではインフルは冬季に集中し、感染者は年間に約1000万人、関連死を含む死者が約1万人発生している。
一方、新型コロナは夏季にも発生し、その確定感染者は6万7000人弱、死者は1300人弱である。
https://image.chess443.net/S2010/upload/2020081900006_6.jpg

この傾向がさらに半年間続くと、新型コロナの感染者数や死者は年間で2倍程度になると予測されるが、
インフルよりずっと少ない。その他のすべての事項についても、東京都医師会の見解はいま見ても間違いはない。

新型コロナは当初から5類相当にすべきであったということになる。

巷に流される「インフルより恐ろしい理由」の一つが、治療薬とワクチンがないことである。
しかしこの議論は逆だ。インフルは治療薬もワクチンもあるにもかかわらず、年間1万人の死者が出る。
どちらもないのに死者が少ない新型コロナと、どちらが恐ろしいのかを考えるべきである。

そうはいっても「インフルの死亡率は0.1%なのに、新型コロナの死亡率は2%と20倍も高いから恐ろしい」という話もある。
しかし「恐ろしさ」は、実際の死者数という数字で判断すべきである。

恐ろしい感染症として知られているスペイン風邪の死亡者は39万人で、新型コロナの死者の300倍である。

新型コロナは医療崩壊を起こすから恐ろしいという話もある。しかしこれも原因と結果を取り違えている。
インフルは冬季の約3カ月に集中して約1000万人の感染者と約1万人の死者を出しているが医療崩壊は起きないのに、
なぜ感染者も死者も少なくて一時期な集中発生もしていない新型コロナで医療崩壊が起こるのか。

答えはただ一つ、指定感染症の2類相当に指定したためである。

インフル程度の恐ろしさである新型コロナの対策に、社会生活や経済を犠牲すべきなのか。
リスク管理は必ず別のリスクを作り出す。現在のリスク管理による効果は、社会生活と経済と医療にもたらす悪影響の大きさに比べて、均衡がとれない。

新型コロナを5類扱いに変更し、正しい情報を伝達することによって、
「新型コロナは恐怖の感染症だから、どんな犠牲を払っても感染を防止すべき」というような誤解を一日も早く解消することが強く求められる。


唐木英明 東京大学名誉教授
1964年東京大学農学部獣医学科卒。農学博士、獣医師。東京大学農学部助手、同助教授、
テキサス大学ダラス医学研究所研究員などを経て、東京大学農学部教授、東京大学アイソトープ総合センターセンター長などを務めた。
2008〜11年日本学術会議副会長。11〜13年倉敷芸術科学大学学長。
https://webronza.asahi.com/science/articles/2020081900006.html?page=1
https://image.chess443.net/S2010/upload/2020081900006_12.jpg

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