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【話題】 生きるか、死ぬか、自分で決める時代がやってくる・・・筑波大教授らが発見した 「人工冬眠」 [影のたけし軍団★]

1 :影のたけし軍団 ★:2020/07/24(金) 09:59:18 ID:EX3jdFA29.net
いつまでも続く若さ。衰えぬ健康。永遠の命。そんな人類の見果てぬ夢を、ついに科学が視界に捉えつつある。
AERA 2020年7月27日号に掲載された記事で、人工冬眠に関する最先端の研究について紹介する。

人類の「寿命」をめぐる常識を塗り替える可能性のある日本発の研究成果が6月11日、英科学誌ネイチャーに掲載された。
本来は冬眠しないマウスを人工的に冬眠状態にすることができたとする筑波大学と理化学研究所のグループによる論文だ。

人にも適用できる可能性があり、医療への応用や宇宙進出の重要な一歩になることが期待される。
冬眠中は代謝が下がるため老化が抑制される可能性もある。

人工冬眠の技術が確立されれば、「人生100年時代」どころではなくなるのだ。

研究リーダーで筑波大学教授の櫻井武さんに研究のきっかけを尋ねると、意外な反応が返ってきた。
「冬眠や、まして不老不死に興味があったわけではありません」


人間の人工冬眠技術を確立できれば、危機的な重症患者を搬送して治療を始めるまでの間、
人体の酸素やエネルギー需要を安全に低下させ、臓器や組織が受けるダメージを最小限に食い止めて救命率アップに貢献できる可能性がある。

さらに筋萎縮の治療などへの応用や、酸素や食料が限られた状態で長期間飛行する有人宇宙探索にも生かせると期待されている。

人体に応用する上では課題もある。今回の研究では、あらかじめQ神経を刺激できるように遺伝子操作したマウスを使用した。
人体を遺伝子操作するわけにはいかないので、人体への応用には、Q神経に限定して作用し、冬眠を誘導する薬を作り出すことが不可欠となる。

櫻井さんは創薬は数年で可能とみているが、人体に使用するには治験が不可欠だ。櫻井さんは、覚醒をつかさどるオレキシンを発見してから、
薬の実用化まで18年かかったことを念頭に、「最低20年はかかる」との見通しを示す。

マウスの場合、Q神経を刺激して冬眠状態に誘導する注射を1回打てば30時間余の「冬眠」に入ることが確認された。
Q神経を刺激する薬が実用化された場合、理論的には一定時間ごとに注射し、点滴などで水分と栄養を補給できれば、長期の冬眠状態を維持できるとみられる。

ただし、冬眠中も老化が全く進まないわけではない。

「冬眠中は代謝レベルが著しく下がり、生命活動自体がスローモーションのような形になるため、
老化の速度は遅くなると推定されますが、止まるわけではありません」(櫻井さん)

人工冬眠は死や病気を遠ざける技術として期待はかかるものの、「不老不死」を実現するものではないのだ。
https://dot.asahi.com/aera/2020072100019.html?page=1

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