【文化】糞尿譚、麦と兵隊でお馴染みの火野葦平資料館がリニューアル

水星虫 ★

火野葦平資料館がリニューアル

＊ソース元にニュース画像あり＊

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kitakyushu/5025178171.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

「麦と兵隊」などの戦争文学で知られる北九州市出身の芥川賞作家、火野葦平の資料館が
およそ３０年ぶりに常設展示を全面的にリニューアルしました。

火野葦平資料館は昭和６０年に葦平の出身地である北九州市若松区の
若松市民会館１階の１室に設けられました。
常設展示を全面的にリニューアルしたのは今回が初めてで、火野葦平の生涯を紹介する
９枚のパネルを新しく設置したほか、自筆の手帳や書簡などのレプリカを製作して
火野葦平の一生をわかりやすく展示しています。

このうち、新しく作られたレプリカの「従軍手帳」は日中戦争時に軍報道部に配属された火野葦平が
戦争の様子を記録したもので、兵隊三部作で映画にもなった
「土と兵隊」もこれを元にして書かれました。

また、火野葦平が日々の体調を記録し、複数の遺書を書いていてた「ヘルスメモ」のレプリカには、
５３歳で自殺するその前日に書いた遺書のページが再現されていて、
「死にます」「おゆるし下さい。さようなら」などと生々しい様子が書かれています。

担当する北九州市立文学館の稲田大貴学芸員は
「郷土ゆかりの作家である火野葦平についてリニューアルをきっかけに改めて知ってほしいです」
と話していました。

04/02 09:44