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【大麻解禁】米コロラド州デンバーで全米初の民間商業施設での大麻使用が合法化

785 :名無しさん@1周年:2016/11/21(月) 12:44:24.56 ID:9gzv8/fx0.net
>>768

アルコール長期的使用の影響:メルクマニュアル18版 日本語版
http://merckmanual.jp/mmpej/sec15/ch198/ch198b.html

長期にわたり大量のアルコールを繰り返し飲む人は,その作用に対して耐性を
示すようになり,最終的には同じくらいの量でも酩酊作用が少なくなる。
耐性は中枢神経細胞の適応的変化(細胞性または薬力学的耐性)によって生じる。
耐性が生じる人々では,BACが極めて高い値に達することがある。しかしながら,
エタノール耐性は不完全であり,十分な高用量を摂取することである程度の酩酊や
障害が現れる。耐性をもつ飲酒者でも,アルコール過量摂取に続いて起こる呼吸抑制
のために死亡することがある。アルコールに耐性をもつ人々は,特にむちゃ飲みを
しているうちにアルコール性ケトアシドーシス(糖尿病と炭水化物代謝異常症:
アルコール性ケトアシドーシスを参照 )になりやすい。アルコールに耐性をもつ人は,
他の多くの中枢抑制薬(例,バルビツレート,非バルビツール酸系鎮静薬,
ベンゾジアゼピン)に対し交差耐性を示す。

耐性に伴う身体的依存は深刻で,離脱によって致死的となりうる副作用が現れる。
アルコール症は最終的には臓器障害に至り,なかでも最も一般的にみられるのは
肝炎および肝硬変(アルコール性肝疾患を参照 );胃炎;膵炎;しばしば不整脈を
伴う心筋症;末梢神経障害(末梢神経系障害: 末梢神経障害を参照 );脳損傷
(ウェルニッケ脳症[薬物使用と薬物依存: ウェルニッケ脳症を参照 ],
コルサコフ精神病[薬物使用と薬物依存: コルサコフ精神病を参照 ],
マルキャファーヴァ-ビニャミ病[薬物使用と薬物依存: マルキャファーヴァ-
ビニャミ病を参照 ]およびアルコール性認知症など)である。

飲酒中止後,通常12?48時間経つと,アルコール離脱に伴って一連の症状と徴候が現れる。
軽度の離脱症候群では,振戦,衰弱,発汗,反射亢進,および消化管症状などが起こる。
一部の患者に全身強直間代発作が現れることがあるが,通常は短時間に2回を超える
発作が起こることはない(アルコール性てんかんまたはラム発作)。

アルコール幻覚症は,長期にわたる過度の飲酒を急に中止した後に生じる。症状には
聴覚性錯覚や幻覚があり,しばしば非難的で脅迫的である;通常,患者は恐れを抱き,
幻覚や鮮明な恐ろしい夢による恐怖を味わうことがある。この症候群は統合失調症と
似ているが,思考は通常障害されず,病歴も統合失調症の典型例とは異なる。

離脱に伴うDTまたは他の病的反応ほどには,症状が急性器質性脳症候群のせん妄状態に
似ることはない。意識は清明であり,DTにみられる自律神経不安定の徴候は通常みられない。
幻覚症が生じる場合は,概ねDTに先行し,一過性である。回復には通常1?3週間を要する;
患者が再び飲酒を始めると再発する可能性が高い。

DTは通常,アルコール離脱の48?72時間後に始まり,不安発作,錯乱の増大,睡眠不足
(悪夢または夜間の錯覚を伴う),著明な発汗,そして強い抑うつを伴う。情動不安,
恐怖,および驚愕さえも喚起する一過性の幻覚がよくみられる。初期のせん妄状態,
錯乱状態,および失見当識状態に典型的なのは,習慣的な活動への回帰である;

例えば,患者はしばしば自分が復職したと想像し,仕事に関係した行動をとろうとする。
自律神経不安定は,発汗および脈拍数や体温の上昇という形で現れ,せん妄に付随して
生じ,それとともに進行する。軽度のせん妄には通常,著明な発汗,100?120/分の脈拍,
そして37.2?37.8° Cの体温上昇が伴う。著明な失見当識と認知障害を伴う重度のせん妄は,
重大な情動不安,120/分を超える脈拍,および37.8° Cを超える体温上昇を伴う。

DTの間,患者は多くの感覚刺激,特に薄明かりの中で見える対象により暗示を受け易い。
前庭の障害によって,患者は床が動き,壁が落ち,部屋が回っていると思い込むことがある。
せん妄の進行とともに,手の静止振戦が発現し,ときに頭部や体躯に広がることがある。
運動失調が著明であり,自傷防止に努める必要がある。症状は患者によって異なるが,
通常,各患者の再発時の症状は同じである。

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