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【国際】アメリカメディア「米国の有権者が変化を求めた。彼らはそれを大声で叫んだが、ジャーナリストは耳を貸さなかった」★2

1 :愛の世代の前に ★:2016/11/15(火) 12:12:35.40 ID:CAP_USER9.net
ドナルド・トランプ氏にこの数か月間振り回された国内のニュースメディアは今、今回の選挙戦の報道のあり方について嘆いている──。
ジャーナリストたちはなぜトランプ氏の躍進を見抜けなかったのか。トランプ氏に興味を持ったメディアが「無料の宣伝」をしたことが、
早い段階で彼を勢いづかせたのか? トランプ氏がメディアを敵対視したことで、メデイアへの不信感が強い国民を味方につけたのだろうか?

 米紙ワシントン・ポストのメディアコラムニスト、マーガレット・サリバン氏は、今回の大統領選はニュースメディアにとって「大失態」と表現。
「結局のところ、膨大な数の米国の有権者が変化を求めた。彼らはそれを大声で叫んだが、ほとんどのジャーナリストは耳を貸さなかった」と説明した。

 ニューヨーク・タイムズ紙のメディアコラムニスト、ジム・ルーテンバーグ氏は、メディアの大半は国民の「複雑な心情」を読み違えたとみている。
「一部のみに向けられた回復から取り残され、自分たちの職を脅かしかねない貿易協定に裏切られ、政府と金融界の権力層と主流メディアに
見下されたと感じている有権者の大半が抱える激しい怒りを捉えることができなかった」

 トランプ氏とメディアの関係は、彼が異色の候補者として大統領選に出馬した当初から複雑に絡み合っていた。

 サリバン氏は、共和党の予備選までの数か月間、トランプ氏が姿を現すたびにニュースメディアはその姿を捉え、
「初期の段階からありのままを大いに露出させた」ことが同氏に有利に働いたと指摘している。

 ウィスコンシン大学のクリス・ウェルズ教授らが今年行った研究によると、
トランプ氏は過激でとっぴな発言をし続けることで自分に注目を集める術に長けており、メディアもそれに乗っかっていったのだという。

 このことについては、ノースイースタン大学でジャーナリズムを教えるダン・ケネディ教授も、
トランプ氏は「現代のメディアの環境を公職に就いている誰よりも理解し、自分をスターにするためにそれを巧みに利用することができる」と指摘している。

■メディアに対する国民の信頼

 ただケネディ氏は、選挙人獲得数でヒラリー・クリントン氏がトランプ氏を上回ることができなかったものの、
一般投票の得票数では僅差で上回っており、メディアが有権者を見誤ったと批判するのはフェアではないと話す。
そして「トランプ氏が問題のある人物であると強調したことに関しては、メデイアはよくやった」と付け加えた。

 選挙期間中、メディアはトランプ氏の税金逃れや「セクハラ疑惑」を報じ、両者は互いを「うそつき」と呼んで攻撃し合った。
同氏はソーシャルメディアや非主流報道メディアなどを通じてこれに反論・説明し、支持者を勢いづけることもあった。

 メディアに対する国民の信頼は、かつてなく失墜している。世論調査会社ギャラップの今年の調査結果では、
メディアは「ニュースを十分に、正確かつ公正に報じる」と考える人はわずか32%だった。

 公共ラジオ局NPRのメディア担当記者、デービッド・フォルケンフリック氏は、
トランプ氏は「メディアの露出に依存したのにもかかわらず、
ジャーナリズムに対する明らかな敵意」を抱いたまま大統領に就任するだろうとツイッターに書き込んだ。

 ケネディ氏も、トランプ氏とメディアの関係修復は見込めないと話す。
「なぜならトランプ氏はトランプ氏のままだからだ。彼が態度を変えるという証拠はどこにもない」
http://www.afpbb.com/articles/-/3107488
前スレ http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1479108264/

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