【都知事選】増田寛也氏は意外とワイルド　高校卒業式暴れて中断　学生運動で授業を欠席

擬古牛φ ★

★増田寛也氏は意外とワイルド　高校卒業式暴れて中断

　意外とワイルドなんです。東京都知事選候補の増田寛也元総務相（６４）が２２日、都内で日刊スポーツの単独インタビューに応じた。
地味でおとなしいイメージだが、高校時代は学生運動で授業を欠席。卒業式を中断させたこともある。
元参院議員の父から教わった政治哲学や、妻満喜（まき）さん（５７）の支えなど、裏の表情に迫りました。

　東大卒、元建設官僚で岩手県知事や総務相も経験した増田氏は出世街道を歩んできた。
だが、都立戸山高校時代は、黙々と勉強するタイプではなかったという。

　「学生運動が盛んな時代で社会に対する閉塞（へいそく）感がありました。
欺瞞（ぎまん）に満ちた世の中を変えたいと思って、運動もしました。
葛藤を感じて授業に出ず、ドストエフスキー（ロシアの小説家）の本を読んで、人間はどうあるべきか考えたり」

　７０年春の卒業式で仲間と舞台に上がり、暴れて中断させたという。

　「１０人ぐらいで『欺瞞に満ちた卒業式に反対する』と主張した。
その後は運動は減ったけど、東大生の時も授業に出ないでよく本を読んでいました」

　増田氏が１７～３５歳の間、父親の故増田盛さんが参院議員を３期務めていた。

　「政治の話はしたことがなかったけど、亡くなった後、国会議員手帳が３０冊ぐらい出てきました。
（地元の岩手県の）農家の現状がびっしり書いてあって、現場をよく見るという大切さを知りました。父親の手帳は僕の宝です」

　９５年に岩手県知事選で初当選した際には、小沢一郎衆院議員の支援を受けた。

　「『選挙は握手の数だけ、票が出る』と教わりました。朝から晩まで家をコツコツ訪ねて、どこに行っても握手する。今回の都知事選でも同じです」

　妻の満喜さんは、管理栄養士の資格を持つ。食事面のサポートは完璧だ。

　「朝から７～８種類ぐらい、しっかり食べる。食べないと力が出ない。栄養のバランスは気を付けてもらっている」

　各紙の情勢調査では、小池氏や鳥越氏を追う展開だが、勝算はあるとみる。

　「都内を走り回ってパフォーマンスではなく、政策を訴える。そこは欠かせないし、他のおふたりと違うところです」【聞き手・柴田寛人】

日刊スポーツ　http://www.nikkansports.com/general/news/1682985.html

【都知事選】 増田寛也氏は意外とワイルド 高校卒業式暴れて中断 学生運動で授業を欠席

【都知事選】増田寛也氏は意外とワイルド　高校卒業式暴れて中断　学生運動で授業を欠席