【富山】塩崎厚労大臣がドクターへり視察

小助 ★

2015/10/15 18:09 現在

富山県が今年8月に導入した医師が乗り込む救急ヘリコプター、ドクターヘリをめぐる動きです。
5日富山市を訪れた塩崎厚生労働大臣がドクターヘリを視察し、
夜間や悪天候のときでも飛行できるよう、国の規制緩和に向けた検討を進める考えを示しました。

15日富山市内を視察した塩崎厚生労働大臣は、県立中央病院ではドクターヘリを視察して、装備内容や出動状況の説明を受けました。
現在の国の規制ではドクターヘリが飛ぶことができるのは操縦士の目視による有視界飛行だけで、夜間や悪天候のときは飛ぶことができません。

大臣を案内した石井知事は富山のドクターヘリには赤外線で障害物を確認できるシステムや自動操縦装置などを備えているため、
夜間でもフライトが可能だとして、大臣に改善を求めました。

これに対し、塩崎大臣は欧米諸国の一部では夜間でも飛行していることを挙げ、規制緩和の検討を進める考えを示しました、
塩崎厚労相「救急は夜は起きないということはないわけでありますので」
「安全運航ができるということは大前提でありますが、それが理由で夜間は飛ばしていないという話でありますけども、
他の国で飛ばせるのに日本で飛ばせられないということはおそらくないと思うので、その可能性を探ってみたいなあという風に私は思います」

これに先立ち塩崎大臣は、富山市で開かれた、民生委員や児童委員の活動を推進する全国大会にも出席しました。

http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=9101