【長崎】生徒からパンチで負傷と偽り療養費払わせた疑い、ボクシング部顧問の教諭を懲戒免職 [07/26]

★部活指導で負傷と偽り療養費払わせた疑い　教諭懲戒免職
小野太郎2015年7月24日20時31分

部活動の指導中に負傷したとして虚偽の公務災害を申請し、地方公務員
災害補償基金長崎県支部に約１２３万円を不正に支払わせたなどとして、
長崎県教委は２４日、県立小浜高校の男性教諭（５３）を懲戒免職処分にした。
同支部は２４日、この教諭を詐欺容疑で県警に告訴した。

県教委によると、教諭は２０１３年７月２８日、顧問を務める同校ボクシング部の
指導中、顔にパンチを受けて右目を負傷したとして同支部に公務災害を申請。
同支部は１５年３月までの療養補償費として、教諭が受診した医療機関に
約１２３万円を支払い、教諭は医療費の自己負担分（３割）の支払いを免れた。

昨年、情報提供を受けた県教委が部の生徒らに聞き取りをしたところ、
１３年７月２８日には教諭が指導していなかったことが判明し、不正が発覚した。

また、県教委によると、教諭は勤務時間外の部活指導手当についても虚偽申請をして、
１２～１３年度に約１７万円を不正受給していたという。
教諭は、いずれについても不正はなかったと主張しているという。（小野太郎）

http://www.asahi.com/articles/ASH7S5VT0H7STOLB00Y.html

★生徒からパンチと偽の公務災害申請、教諭を免職
2015年07月26日 12時30分

長崎県教委は２４日、うその公務災害を申請して不正に補償を受けるなどしたとして、
県立高ボクシング部顧問の男性教諭（５３）を同日付で懲戒免職とするなど
３人の懲戒処分を発表した。

発表によると、教諭は２０１３年９月、部活指導中に生徒からパンチを受けて
右目を負傷し、手術を受けたと公務災害の認定を申請し、同年１０月、
地方公務員災害補償基金から１２３万円を受けた。その後、「虚偽の申請だ」
との通報を受けた県教委が関係者に調査したところ、当時、教諭が指導して
いたとする事実が確認できなかったため、虚偽申請と判断。地方公務員災害
補償基金県支部は２４日、長崎県警雲仙署に詐欺事件として告訴した。

これに対し、教諭は「虚偽申請ではなく、不正もしていない」と反論しているという。

また、県ボクシング連盟と国体拠点校の同校が県の補助金を巡って不適切な
会計処理をしていた問題で、県教委は補助金の処理を担当した同校の男性教諭（５０）
を停職３か月、両教諭の管理監督を怠ったとして校長（５８）を戒告のいずれも懲戒処分にした。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150725-OYT1T50015.html