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【社会】「知的障害=刑が軽くなる」は本当か 神戸女児殺害、奇行トラブル男の刑罰めぐるネット流言

1 :◆CHURa/Os2M@ちゅら猫φ ★:2014/11/19(水) 15:43:33.76 ID:???
【関西の議論】「知的障害=刑が軽くなる」は本当か 神戸女児殺害、奇行トラブル男の刑罰めぐるネット流言 
2014.11.19 07:00

「知的障害なのに、黙秘って知っているものなの?」「無罪になりそう」「フリしてるだけ!」。
神戸市長田区で9月下旬、小学1年女児(6)の切断遺体が見つかった事件。兵庫県警に逮捕された無職、
君野康弘容疑者(48)に知的障害があると報じられると、インターネット上にある種の「反感」が広がった。
背景にあるのは「障害→刑が軽くなる」という連想だろう。果たしてそれは事実なのか。(宝田良平)

■「本当に知的障害?」

捜査関係者によると、君野容疑者は都道府県や政令市が知的障害者に交付する療育手帳を持っていた。程度は軽いとされる。

判定基準は自治体によって違う。神戸市ならIQに社会生活能力を加味し、軽度、中度、重度の3段階で判断している。
同市の基準では軽度のIQは51〜75。一般的に軽度の知的障害とは、身の回りのことができ、小学校を何とか卒業できる
程度だとされる。

君野容疑者は9月24日に死体遺棄容疑で逮捕されてから1カ月近く、事件について黙秘を貫いた。

1人で暮らし、生活保護を受け、交流サイトのフェイスブックにも登録していた。
ネットの掲示板にはこんな疑問が書き込まれた。「これで何をもって『知的障害』なんだろう」

実際、君野容疑者の障害の程度は詳しく分かっていない。10月14日に殺人容疑で再逮捕された後、
一転して「大変なことをしてしまった」と女児殺害を認める供述を始めた。

だが、遺体を何カ所も切断したほか、遺体を入れたポリ袋を自宅そばの雑木林に捨て、
ポリ袋の中には自身の診察券が入っているなど、行動に不可解な点も多い。

事件前は普段からほぼ毎日酒を飲み、パンツ1枚で周辺をうろついたり、目が合った人に「こっち見るな。殺すぞ」
と暴言をはいたり…。奇行を繰り返して近隣住人とトラブルを起こしていた。

犯行当時も酒を飲んでいたとみられており、神戸地検は31日、刑事責任能力を調べるため裁判所に鑑定留置を請求、認められた。

■責任能力の判断基準

中京大法科大学院の緒方あゆみ准教授(刑事法)によれば、精神疾患がある人の刑事責任能力の有無・程度の
判断基準は昭和59年7月の最高裁決定で示され、犯行当時の病状や事件までの生活状態、犯行動機などを
総合的に考慮して認定することになった。

アルコールもただ酒に酔っていたという程度では責任能力の判断に影響しないとされる。犯行当時は異常な酩酊
(めいてい)状態にあったとして本来は刑罰を科さない「心神喪失」と判断されても、酩酊状態になれば事件を
起こすことが分かっていた、あるいは予見できたのに飲酒したとして、完全責任能力を認めた判例もある。

では、知的障害はどうだろうか。緒方准教授が近年の判例動向をデータベースで調べたところ、
軽度の知的障害のみで心神喪失や刑罰を軽くする「心神耗弱」が認められた例は見当たらなかった。

軽度の知的障害に加え、責任能力に影響する精神疾患などがある場合に心神耗弱を認めた判例が平成11年以降に
4、5例あった程度だという。 >>2へ続く

http://www.sankei.com/west/news/141119/wst1411190005-n1.html

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