【STAP騒動】若山氏「200回成功させるにはマウスが1000匹必要。僕のところではそんなに提供できない」［06/16］

★STAP細胞論文問題　若山照彦教授が会見「解析結果が全て否定」
06/16 17:54

「STAP細胞論文」の小保方晴子氏の共著者、若山照彦山梨大学教授が、16日午後に会見を行った。
午後2時に始まった記者会見で、STAP細胞論文の共著者・若山照彦教授は「このたびは、STAP論文に関して、
このような事態になってしまい、皆様には本当に、ご迷惑をおかけしてしまい、心からおわび申し上げます」と述べた。
およそ10秒間にわたり、深々と頭を下げて騒動をわびた、山梨大学の若山教授。
今回、自らが保管していたSTAP幹細胞について、第3者機関が行った解析結果を公表した。
この問題での最大の疑問点は、理化学研究所の小保方晴子氏が一貫して訴えてきた、「STAP細胞はある」との主張。
その存在をめぐり、若山氏は16日、第3者機関による解析結果から、「STAP細胞の存在を示す証拠は、
全て否定されている」と繰り返した。

若山教授は「STAP細胞...、があるということを示す証拠は、ないというか。STAP細胞はあるという証拠が全て、
これまでの解析結果は全て、STAP細胞の存在を否定するような結果が出ていますが」と述べた。
その理由として、若山氏が挙げたのは、小保方氏から受け取ったSTAP細胞をもとに、若山氏が作製したSTAP幹細胞は、
そもそも、小保方氏にSTAP細胞の作製を依頼した際に提供したマウスとは、違うマウスから作られた細胞だったことだった。
若山教授は「もし不正があったとしたら、『世界3大不正』と言われても仕方がないかなと思いますが。
世界で論文を見るかぎり、誰も再現できていませんから、できると言っている人(小保方氏)が再現する以外、
現時点で方法はないと思っております」と述べた。

そのうえで、小保方氏の「わたし自身、STAP細胞は200回以上、作製に成功しています」という発言について、
若山教授は「もし、200回であれば、1,000匹くらいの赤ちゃん(マウス)が必要だと思いますが、僕のマウス室の
規模では、そこまでマウスは提供できなかったと思います」と述べた。

また、ここまでの騒動になったことについて、自らの責任を指摘された若山教授は「小保方さんの実験ノートを
見ていなかったというのは、ずさんな管理をしていたということは、本当にその通りだと思っています。
ただ、少し言い訳になるかもしれませんが、早稲田大を出ている研究者で、ハーバードのバカンティ先生の右腕
だと言われているくらい、優秀な研究者という触れ込みで紹介されて、引き受けた小保方さんなので。
大学4年生に言うように『実験ノートを見せなさい』と、優秀と思っていた研究生に言うことは、
僕にはできませんでした」と述べた。

若山教授は、「STAP細胞がないことを証明することはできない」としたうえで、「今も、STAP幹細胞があれば、
本当に夢の細胞だと思います。あってほしいと思っています」とも語った。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00270674.html

【STAP騒動】若山氏「200回成功させるにはマウスが1000匹必要。僕のところではそんなに提供できない」 ［06/16］

【STAP騒動】若山氏「200回成功させるにはマウスが1000匹必要。僕のところではそんなに提供できない」［06/16］