【米国】マッサージ店の従業員「性的サービスもあるよ」→おとり捜査の警官が中国系女性に暴言→中国系住民激怒 [06/01]

★箱に入れて送り返すぞ！・・米シカゴで現地警官が中国系女性に暴言や暴行―中国メディア
2014年06月01日

米シカゴの庁舎前で２９日、現地の警察官らがマッサージ店取り締まりの過程で中国系女性に
暴言を浴びせ、暴行を加えたことに抗議する集会が行われた。集会には現地の中国系、
アジア系団体のメンバーらが参加し、公正な裁きを求めた。中国新聞網が３０日伝えた。

米ＣＮＮの報道によれば、暴行があったのは昨年７月。シカゴの警官らがマッサージ店で
おとり捜査を行い、従業員が「オプションで性的サービスも提供できる」ともちかけたため、
警官が取り調べを開始した。店の経営者である中国系の女性、ジェシカさん（３２）は
警官数人に手錠をはめられ、頭を殴られたり、口と鼻をふさがれるなどの暴行を受けた。

警官のうち１人は小柄なジェシカさんに対して、「箱に入れてお前が来たところに送り返すぞ！」
などと暴言を浴びせたという。ジェシカさんは中国出身のマッサージ師で、結婚して米国人となった。

店は閉鎖処分となり、最近、業務の再開申請を行ったタイミングで防犯カメラの映像を公開。
これを地元紙がインターネット上で紹介したことで、抗議の輪が広がった。

アジア系住民団体の代表、陳増華さんは「あってはならないことだ。警察と移民コミュニティー
との関係に影響を及ぼすだけでなく、当局の信頼にも響く。われわれは立ち上がり、
地元当局に意見する必要がある」と話した。（編集翻訳　恩田有紀）

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