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古賀政男総合スレ

469 :昔の名無しで出ています:2014/10/09(木) 14:51:18.12 ID:ZF/09vxFb
昔、日本が農村主体のまだ貧しかった時代、たいてい貧乏人の子だくさんでした。兄は親のかわりとなって、弟や妹を一身に面倒見る、それが当たり前だったそうです。

詩人・佐藤惣之助は、「兄弟の絆」というものを短い言葉で、簡潔かつ適切に歌い上げています。
「飽食の時代」といわれる今の世ではありえない歌詞だと想います。


「人生の並木路」はなんといっても昭和12年「オリジナル原盤」で聞かなければ味わえない。20代の若きディックミネが歌うオリジナル版は、まさに悲壮感漂う名曲です。(テイチク1200)

『検事とその妹』は、昭和10年に竹田敏彦の『検事の妹』の映画化作品で、幼くして両親を失った二人の兄妹が、貧しい故郷を捨て、助け合い、支えあって生きてゆく姿を描いたもの。
長い貧しい時代から今日の豊かな時代へと、いわば近代日本史の一コマともいえるもの。

以前、NHK教育テレビの『大希林』という番組で、「樹木希林」さんが、なんか「作詞」の講義をしているようで、詩を何回も何回も添削して何回試みてもどんどん長くなってゆくばかり、何言ってるんだかわからなくなる。

そしてついに『簡潔で、適切で、これを超えるものはない。』として、樹木希林さんが出した「最高の詩」それが何とこの『人生の並木路』でした。

別に歌番組でも、まして「古賀メロディー」番組でもなかったのですが、・佐藤惣之助作詞、古賀政男作曲・泣くな妹よ 妹よ泣くな・・という詩とともにこの曲が流れた。

古賀政男自らも、7歳にして一家で貧しい故郷を捨てて朝鮮に渡り、17歳まで朝鮮で過ごした。

古賀政男は、『詩はお姉さん、曲は弟』と詩を大切にした人で知られるが、詩人・佐藤惣之助から銀座のテイチク東京文芸部(古賀文芸部)におくられてきたこの詩を目にするや、「大粒の涙で五線紙を濡らしながら」作曲したといわれます。
http://forest-baku.blog.ocn.ne.jp/aozora/cat11975100/

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