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鍼灸マッサージ質問相談室パート14
- 495 :The Satetist formally known asさてつ先生机下御待史:2022/02/22(火) 11:56:59.40 ID:Jj/tXj/4.net
- >>493
あー、なるほど、複雑系でのゆらぎの話あったね、確かに。
今回ググってもピンクノイズとか音関係しか出てこなくて、なんか違うなーとは思ってた
てか複雑系とかフーリエ変換とか知ってるならもっと理系的なことガンガン書いてよw
>>494
う〜ん
基本的に睡眠障害というか、普通の不眠症なら特に遠くでここでないとダメって言うことはないと思うんだけどなぁ
ナルコレプシーとか睡眠時無呼吸症候群は鍼ではどのみち対応出来ないし
基本的に鍼での不眠症は、いわゆる自律神経の動きは悪さへのアプローチになる
ご存知の通り自律神経は交感副交感神経からなってて、これがシーソーのように動いてる
が、現代の生活はこのシーソーが錆び付いたように動きが悪くかつ頭脳的労働とかで交感優位に傾山過ぎてると考えられてる
入眠困難や中途覚醒、睡眠が浅いなどは、本来夕方〜就寝前に働くべき副交感神経があまり働かず、交感神経が寝る前まで優位になることが一つの要因と言われてる
鍼灸は鍼そのものが副交感優位にするので、動きの悪くなったシーソーに蹴りを入れてギッコンバッタン動くようにして、寝る時にしっかり副交感神経が働くようにする、というのが基本的な方針
あと東洋医学は病名で治療はしないので、睡眠障害で入眠困難でしょあっても中途覚醒、総貯蓄覚醒でも使うツボはあんまり変わらない
という訳で、ウチの場合、基本的に他の症状なんかも聞いて、例えば更年期障害のような自律神経の乱れや抑うつ状態なんかでそもそもの自律神経のシーソーが上手く動いてなければそれを動かすように何度か治療を行う
あとは活動する真っ昼間に副交感神経優位にしても意味なくはないけど、交感神経が活動する時に副交感優位にするのも効率悪いんで、近所の人は夜とかに来て貰って鍼して眠くなったらそのまま寝て貰うように時間も考える
東洋医学的な治療として鍼1本で治療するという方法もなくはないけど、説明不足だったのかね
あと、まぁ調べて知ってるとは思うけど、睡眠障害では認知行動療法も、というか寝る前の行動の影響に大きいので、寝る3時間前はスマホ弄るな、ベッドは寝る事以外するな、というのは有効かと
じゃ他に何すんだよ、って話もあるけど、俺はさすがに3時間スマホ触らないは難しいけど、夕方〜は照明の明るさやスマホPCの画面を暗くするのは言ってる
明るく光画面わ直視するのは交感優位にもなるし視交叉上核という概日リズムを司る部分が視神経からの光刺激で興奮するので夕方〜はあまり強い光に見たくない
逆に起床時に光を浴びるのはここを興奮させるので、ある患者さんは起きてしばらく窓際で本を読んでます、って言う方もいた
まぁそんな感じなので、遠くで得意というよりは7、8時とか遅くにやってくれる家から近い場所である程度継続するのも一つかと
繰り返しになるけど、鍼1本が刺さっても副交感神経優位になるので、それだけで杜撰という事はないけど、それで興奮したら余計眠れない
逆にウチで寝る前に睡眠障害の鍼しても家帰って5ちゃんで煽りまくって興奮してたらこれも交感はない
なので、鍼灸師だけでなく、寝る前の行動の工夫をするのも一つかと
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