あの曲はほとんどファルセットの小さい声で歌って、 ダブル・トラックにした。僕流のマリアンヌ・フェイスフル。 この曲は7対3の割で僕が作ったと言える。 (ポール・マッカートニー MANY YEARS FROM NOW)
「She's Leaving Home」はジョンと一緒に書いた。 ジョンは音を長く伸ばしたギリシャ風コーラスを付け加えてくれた。 この曲が構造的に素晴らしいのは、永遠にこのコードが続く点なんだ。 それまでの僕らの作品だったら、コードを変化させただろうけど、 この曲ではずっとCコードのまま。それがリスナーを捕らえる。 このちょっとしたトリックが上手くいったと思うな。 (ポール・マッカートニー MANY YEARS FROM NOW)