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ニホンオオカミ8

170 :名無虫さん:2017/06/25(日) 00:40:45.93 ID:cMCQi8VUt
QQQです。
「縄文時代より前はタイリクオオカミらしき化石は出るが、ニホンオオカミの化石は無く 縄文時代以後は
何故かタイリクオオカミが消え、入れ替わるようにしてニホンオオカミの化石が出る」
この件に関して、
『ニホンオオカミの分類 に関する 生物地理学的視点』中村一恵氏
http://nh.kanagawa-museum.jp/files/data/pdf/bulletin/27/bull27_49-60_nakamura.pdf
論文中P53に、
@栃木県産更新世オオカミ、
A丹沢産ニホンオオカミ、
B北海道産エゾオオカミの
頭骨上顎の下面を撮影比較した画像が掲載されています。
この形状をよく見ますと
B北海道産エゾオオカミはマズルが細長く幅が狭く見える一方、
@栃木県産更新世オオカミとA丹沢産ニホンオオカミのは、マズルが短く強いトックリ型で幅が広く見えます。
しかし、@はM1の大きさからタイリクオオカミでニホンオオカミではないとされています。
更新世当時のニホンオオカミの祖先オオカミはある程度大きかったものが日本列島に閉じ込められて
山岳地帯へと適応した結果徐々に小型化したのではないだろうかと思えるのです。
何が言いたいかというと更新世当時のニホンオオカミの祖先オオカミは、全北区のハイイロオオカミの系統では
無いだろうということです。

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