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熱帯亜熱帯を野生生物保全その他の視点でレスるスレ

1 :名無虫さん:2010/12/18(土) 09:58:05 ID:???.net
熱帯は野生生物の宝庫という事になっているが、
そこに住んだ事のある日本人の在外邦人曰く「日本の山の方が色々いるって思ったけど?」
と、その実態はちょっと行ったくらいでは簡単に掴めない

それで、もっと詳細な場所に絞って観測したらどうなっているのか?という、
まあそんな情報を積み上げていくスレも、板が更地になって3ヶ月したし、
そろそろあってもいいかなということで立ててみます

519 :名無虫さん:2022/07/02(土) 20:48:03.56 ID:???.net
ttps://www.cnn.co.jp/fringe/35189857.html
地中で獲物を捕らえるウツボカズラの新種発見 インドネシア
2022.07.02 Sat posted at 13:00 JST

食虫植物ウツボカズラの新種がこのほどインドネシアで発見された。獲物を捕らえる袋状の部分が地面の下に伸びているのが特徴で、
ミミズや昆虫の幼虫、甲虫など地中で暮らす生き物を餌にしているとみられる。

これらのウツボカズラは、同国ボルネオ島に位置する北カリマンタン州の土の中から見つかった。他のウツボカズラ同様、
葉が変化した捕虫袋があり、その中に落ちた獲物を栄養源にする。(大型の種の中にはネズミを捕らえるものもいる)

これまで知られた中で、獲物を地中で捕獲する種は存在していなかった。

このウツボカズラは特殊な地下茎を形成し、小さくて白色の、葉緑素のない葉を付けると、研究者らは説明する。
捕虫袋はこの葉よりはるかに大きく、赤みがかった色をしている。

チェコのパラツキー大学オロモウツに在籍し、今回の研究論文の筆頭著者を務めたマルチン・ダンチャーク氏が
報道向けに発表したところによると、当該の種の捕虫袋は最大で長さ11センチ。くぼんだ地形もしくは土壌で直に形成され、
地中で暮らす生き物を捕らえる。たいていはアリやダニ、甲虫を捕まえるという。

520 :名無虫さん:2022/07/04(月) 20:43:19.45 ID:???.net
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/e2f81cf0422c40df3999e211f991272fa7a0ba8b
巨大スイレンの新種発見 英キュー王立植物園 7/4(月) 17:43
【AFP=時事】英ロンドンのキュー王立植物園(Kew Gardens)は4日、スイレン科オオオニバス属の
新種を発見したと発表した。新種の発見は19世紀半ば以来となる。

 オオオニバス属はこれまで、「オオオニバス(Victoria amazonica)」と「パラグアイオニバス(Victoria cruziana)」の2種類が知られていた。新種はオオオニバスだと
思われており、キュー王立植物園で177年間、ボリビア国立植物標本室(National Herbarium of Bolivia)で34年間、気付かれずにいた。

しかし今回、キュー王立植物園とボリビアの専門家らが調べたところ、第3の種であることが判明した。数年にわたる調査の研究結果は4日、
学術専門誌「フロンティアーズ・イン・プラネット・サイエンシズ(Frontiers in Plant Sciences)」に掲載された。

 新種のオオオニバス属「Victoria boliviana」は、野生では葉の直径が3メートルにもなり、世界最大。

521 :名無虫さん:2022/08/04(木) 13:14:54.44 ID:???.net
>>177
ベネズエラのマラカイボ湖周辺は
そこらの書籍に「極めて高温多湿で熱帯病多発地帯」と書かれているが
一方で気候を見ると年間雨量1000mmにも達せず場所によっては砂漠気候にすらなる

しかしマラカイボ湖の南の地域であるSur del Lagoはカカオの産地として知られる

この辺りは標高2000mもある山地もあって、雲霧林も広がっている
そういう所でならカカオ栽培ができると

522 :名無虫さん:2022/08/20(土) 20:30:58.83 ID:???.net
https://news.yahoo.co.jp/articles/a96263aa3d781a02c79c1d24d5e16dd8323f12f6
非常に珍しいハチドリの一種、約10年ぶりに撮影される
8/20(土) 9:30

コロンビア在住の自然保護活動家が、このほど世界で最も見つけにくく謎めいたハチドリの一種、アイガシラハチドリを再発見しました。
光沢をたたえるエメラルドグリーンの羽が特徴的なアイガシラハチドリが目撃されたのは10年強ぶりのことで、
撮影された目撃例としては今回がわずか2回目。悲しいことに、この鳥もまた生息地の消失に脅かされる地域で見つかる生物なのです。

アイガシラハチドリ(学名Campylopterus phainopeplus)は、もともと1946年にコロンビアのシエラ・ネバダ・デ・サンタ・マルタ山地で発見された鳥です。
ケンバネハチドリ属の仲間と同様に、ハチドリとしては大きい方。そのうえオスはエメラルドグリーンの羽、わずかに湾曲した黒いクチバシ、
そして光の量や当たる角度によって色の変わる青い首という専門家が見れば簡単に識別できるような特徴を持っています。
しかし、この鳥は発見以来見つけにくいままで、これまでの確認された目撃情報は2010年、大自然の中での1度のみでした。

アイガシラハチドリはその希少性から、2021年には自然保護団体のパートナーシップによる『再発見したい鳥10種リスト』に
連ねられるほどになっています。前述のパートナーシップはリストの公開に合わせて、NGOのRe:wildが主導する
The Search for Lost Birdsという新たな取り組みの発足も発表しました。

ry

523 :名無虫さん:2022/08/21(日) 13:40:52.68 ID:???.net
https://flowercenter.jp/15296
2022年5月17日
世界最大級のウツボカズラ(ネペンテス・トランカータ)展示中

兵庫県立フラワーセンターの大温室【食虫植物室】で、展示中のウツボカズラ(ネペンテス・トランカータ)の捕虫袋がギネス級の大きさになっています!
現時点のサイズで、世界最大級56.5㎝(捕虫器本体は53㎝:ギネス世界記録(捕虫器)は43㎝)になります。
この個体は6月中旬くらいまで、ご覧いただけると思います。ぜひこの機会に世界最大級をご覧ください。

その後長さ部門でギネス認定された

Nepenthes truncataはミンダナオ固有種で低地から1000mまでに生息する

524 :名無虫さん:2022/08/27(土) 11:44:16.59 ID:???.net
https://en.wikipedia.org/wiki/Quararibea_cordata
Quararibea cordata
South American sapote or chupa-chupa

semi-deciduous, fruit tree (up to 45m in height), native to Amazon rainforest vegetation in Brazil, Colombia, Ecuador, and Peru.
It bears orange-yellow fruit which are soft, juicy, sweet and contain 2-5 seeds. Fruit is usually eaten out of hand, though it may be juiced.[2]

アオイ科というが元アオギリ科辺りかなあ
アマゾン流域などで45mにもなるが栽培すると10m位に留まる
甘くて繊維質で直径10cmオーバーの果実をつける

何か世界各地で植えられ始めている

525 :名無虫さん:2022/09/28(水) 21:07:42.43 ID:???.net
新種のヘビ3種を発見、南米エクアドルの墓地で

■岩の裂け目でひそやかに暮らす「地球上で最も研究の進んでいないヘビの仲間」

 南米エクアドルで、新種の陸生ヘビ3種が発見された。
 いずれもサンゴヘビモドキ(Atractus)属の仲間で、2022年9月15日付けで学術誌「ZooKeys」に記載された。

ナショナル ジオグラフィック日本版 9/28(水) 7:30
https://news.yahoo.co.jp/articles/51679ae9aaa4d270e1b0e689e88fd4094df3569b

526 :名無虫さん:[ここ壊れてます] .net
【AFP=時事】ブラジルと英国の研究チームはブラジル北部イラタプル川自然保護区(Iratapuru River Nature Reserve)で、
樹高が25階建てのビルに相当する88.5メートル、幹周9.9メートルの巨木にたどり着いた。
 アマゾン(Amazon)熱帯雨林でこれまでに確認された中で最も高い木だとしている。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

AFP=時事 10/8(土) 12:19
https://news.yahoo.co.jp/articles/717b6c3340cff1092650078f706cf120dec64dd1

https://en.wikipedia.org/wiki/Dinizia_excelsa
Dinizia excelsa
The tallest measured specimen is 88.5 m (290 ft) with a circumference of 5.5 m (18 ft)

アマゾン流域は東南アジア島嶼部ほど平均樹高が高くないのだが
この樹種だけは東南アジアのものを超えるなあ
気温が高く水の凝集力も小さくなりがちな熱帯で88.5mはよく頑張った
熱帯だと水の凝集力で水を上昇させられるのは150m以下だったか

527 :名無虫さん:2022/10/10(月) 10:06:19.72 ID:IVkDhCVJ.net
熱帯もなにも
日本世界含め野生動物に餌が足りない
ちゃんと食えてるのは動物だけか?

528 :名無虫さん:2022/10/10(月) 10:06:51.30 ID:IVkDhCVJ.net
動物園の動物だけだろしっかり食えてるのは
ひどいやつらだなまったく
どんどん投げろよ 食い残し インドを見習えよ

529 :名無虫さん:2022/10/17(月) 03:15:01.83 ID:ghu+blaw.net
ケッペンのサバナ気候とサバンナの生態系の分布が微妙に違っている件
もちろんサバナ気候の乾燥限界寄りの方では重なる部分もあるだろうけど、もっと乾燥したサンブルやツァボやカラハリ砂漠でも多く見られる
ケニアで本当にサバナ気候のモンバサ辺りだと、世界遺産ミジケンダカヤの聖なる森林群みたいに森になってしまう
サバンナの生態系が乾燥寄りの方がいいのは、草食獣にとっては乾燥を好む草が栄養価が高い種類が多いことと、肉食獣にとっては草食獣が特定の水場近くに集中してて狩りやすいことがあるみたいだけど、
なぜケッペンは年降水量1500mm以上の地域までサバナ気候にしたんだろう
上限が1000mmでもいいくらいだと思う。まあ現地に行ってないのは確実だけど。でも、地理の授業で典型としてあげられるブラサビルやバンコクやダーウィンは絶対周辺の植生はサバンナじゃないと思う

530 :名無虫さん:2022/10/26(水) 16:35:58.02 ID:???.net
>>529
動植物と気候の関係は生物学で出て来る気候とバイオームの関係図で見た方が良い

ブラサビルやバンコクやダーウィンはバイオームの雨緑樹林という事で良い

そしてバイオームとケッペン気候を比べて何だよこれはと見直す事になる
熱帯雨林と熱帯多雨林でどう違うんだとか、
実際には熱帯でも最少雨月60mmって結構難しいぞとか(アフリカでは非常に少ない)

またケッペンは亜熱帯を定義していないとか、バイオームではサバンナの下にステップ気候がなくて
いきなり砂漠になるとか色々違う

531 :名無虫さん:2022/10/26(水) 16:51:15.47 ID:???.net
ケッペンのは農業の区分と考えると良い、という説がある
熱帯が最寒月平均18℃以上としたのもココヤシ栽培が出来る限界との事

だがこれも突っ込みどころがあって「北半球で栽培されているココヤシの限界」らしい
ココヤシは南半球で誕生したため南半球のココヤシの方がDNA塩基配列の変異が大きく
もうちょっと涼しくても栽培できるものがあり、ロードハウ島などではそれが植えられている
一方、北半球で現在あるものでは沖縄本島では植えてはあるが熟さない

旧ソ連は20世紀後半に独立したばかりのアフリカ各国を支援し、そこでケッペン区分でステップ気候の地域には
放牧を指示してちゃんと成功している
もうちょっと雨が多かったら綿花とかゴマとかなど

農業も本来は生態学に沿うべきなんだが、こういう例外もあるからそこは柔軟に対応するしかない

532 :名無虫さん:2022/10/28(金) 21:39:40.05 ID:???.net
アマガエルの新種6種、中米エクアドルで発見(1/2) - CNN.co.jp
www.cnn.co.jp/fringe/35195308.html

2022.10.28 Fri posted at 16:56 JST

(CNN) 南米エクアドルの環境省は、アンデス山脈の東側斜面でアマガエルの新種6種が見つかったと発表した。

発表によると、新種のアマガエルは教皇庁立エクアドルカトリック大学と国立生物多様性研究所の研究者3人が、
リャンガナテス国立公園とサンガイ国立公園で発見した。両国立公園は、アマゾンの森林の豊かで多様な生態系が守られている。

3人の研究者の1人、サンティアゴ・ロン氏は26日、カエルの新種6種の発見は4年がかりだったとCNNに語った。


研究チームは山奥の森林で2008年と15年、17年に調査を行い、データを分析して論文をまとめた。

533 :名無虫さん:2022/11/03(木) 01:07:13.95 ID:???.net
ttps://en.wikipedia.org/wiki/Salix_tetrasperma
Salix tetrasperma, commonly called Indian willow, is a medium-sized tree of wet and swampy places,
shedding its leaves at the end of monsoon season.

It grows in many parts of south and southeastern Asia, including India, Pakistan, Bangladesh,
Nepal,[2] Laos, and Thailand,.[3]

534 :名無虫さん:2022/11/03(木) 21:21:16.22 ID:???.net
つべの
6mLHajvEHXA

タイ マングローブ林再生プロジェクト
ブラザー工業がタイランド湾で行ったマングローブ植林

535 :名無虫さん:2022/11/05(土) 20:21:39.73 ID:???.net
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/0f7cdb7f0ff604e5fbe74467f49baf599948a9a4
新種のフクロウを発見、100年前から謎だった奇妙な鳴き声の主がついに判明
11/5(土) 8:30

アフリカのプリンシペコノハズク、だがすでに絶滅の恐れ

アフリカ大陸西海岸の沖に浮かぶ小さなプリンシペ島では、夜な夜な奇妙な鳴き声が聞こえるという。

その声を耳にした者はそう多くはない。誰も住む者のない島の南部に広がる原生林から、日暮れ直後に聞えてくるのは、
虫か、猫か、はたまた猿の鳴き声か。島民が初めてこれについて記したのは1928年のことだが、夜の闇のなか、
高くそびえる木々の間を見通す術もなく、これまで正体がつかめていなかった。

 しかし最近になってようやく、その声の主は小さな黄色い目を持つ新種のフクロウであることが明らかになった。
この発見は、2022年10月30日付けで動物学の専門誌「ZooKeys」に発表された。

「プリンシペコノハズク(Otus bikegila)」と名付けられた新種は、体が小さく茶色いコノハズクの仲間で、木の上から獲物を探し、
襲い掛かる捕食者だ。今のところ、夜行性のプリンシペコノハズクが何を食べるのか、どのように狩りをするのか、
その奇妙な鳴き声の意味はなど、まだわかっていないことが多い。

536 :名無虫さん:2022/11/19(土) 10:48:32.35 ID:???.net
https://en.wikipedia.org/wiki/Afromontane
The Afromontane regions are subregions of the Afrotropical realm, one of the Earth's eight biogeographic realms,
covering the plant and animal species found in the mountains of Africa and the southern Arabian Peninsula.

エチオピア区とされる地域のうち山岳地だな

アフリカは乾燥地が多く熱帯雨林は赤道寄りの西アフリカに多いと言われがちだが
それらの地域も2ヶ月かそれ以上の乾季があるのが普通だ

一方で東アフリカの山岳地には、平均気温では23℃くらいとバイオームとしては熱帯でなく亜熱帯だが
いわゆる月降水量60㎜を切る乾季が無いところも一部あったりする
もちろん、東アフリカの低地の大半は乾季が半年どころか下手すると9か月も続くような草原地帯だ

コーヒーの原産地とされるエチオピアなどではこのような山地でコーヒーノキ属各種が分布しているが
比較的雨の多いこのような場所は人も住むし農業地帯にもなるし水源にもなるし、というわけで
どんどん開発が進み、やっぱり森林は減ってしまう

537 :名無虫さん:2022/11/19(土) 11:12:11.56 ID:???.net
バンコクの周辺の植生か
そもそも海に近くて湿地で塩分濃度が微妙に多くて
高さ20m以上の高木もあまり生えなかったんだよな
マメ科セスバニア属の低木がびっしり生える藪とか
場所によってはガマがいっぱい生えた湿地だったりした
(今でもバンコク都内東部のミンブリー区やバンコク南東のサムットプラカーン県などは
そういう所が多い)

その中で川の流れに比較的近い所は樹木が生えたが
乾季に葉を落とすものも多い雨緑樹林で
超出木的な、高さ40mを超えるものは殆ど無かった

だがチャオップラヤー川沿いで特に海に近くもないのに川が蛇行してくっ付いて島化した
クレート島とか、運河で島化したシーナコーンクアンカン公園のある地域などは
土壌の水分濃度などもあって少しだけ高い木があったりもして、そんな中でベンガルボダイジュ辺りが気根を垂らしまくってたりすると
やっぱり熱帯雨林っぽくない?って思ってしまう人もいるか

カンボジアでは乾季のある所でも土壌の上の方はそこそこの粗さあるいは細かさの粒子(砂質だとダメ)、
下は粘土、などだと、上手く乾季に水が残って樹木が40m以上に高木化するところもある
そして粘土質云々でちょっと引っ掛かるのは、上記のタイのクレート島は粘土質の土を使って
ミャンマー南部のモン族(Mon)の人達が古くから移民して素焼きの陶器を作っている地域であるという事である

バンコクではスクムウィット通り沿いでベンチャキティ公園が拡張して森林公園と名乗るようになったが
まだ樹木はそんなに大きく育っていない
水を撒いているうちに30mとか余裕で超えて来るだろう
しかし数百m離れたルンピニー公園から来た?ミズオオトカゲは早速住み着いているのかw

538 :名無虫さん:2023/01/07(土) 18:02:04.09 ID:???.net
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%83%A1%E5%B1%9E
トンカマメ属
中南米熱帯の超出木、というのだが樹高30mくらいのものも多い
木材として優秀でブラジリアンチークなどと呼ばれるものも多い
また幾つかの種類は豆が食用になったり脂が取れたりクマリンを多く含み香料になったりする

539 :名無虫さん:2023/01/12(木) 21:41:47.14 ID:???.net
https://en.wikipedia.org/wiki/Blue_River_Provincial_Park
リビエール・ブルー州立公園
ニューカレドニア南部

>>118
例えば上記の国立公園はニューカレドニアで最も美しい森林公園、らしいんだが
ちょっと検索してみると赤土の乾いた土地も多い

>The park includes two biomes typical of New Caledonia: maquis shrubland overlying peridotite rock and tropical rainforest.

主要都市ヌーメアから一番近いところにあるが、それで峠の向こうは面倒だから行かないでおこうとなったら
最後まで乾燥した低木林しか見ずに終わるという訳だ

540 :名無虫さん:2023/01/13(金) 03:44:43.38 ID:???.net
https://www.peacocksuk.com/peafowl-breeds/spalding-peacocks/
マクジャクとインドクジャクの雑種でスポルディングクジャク、というが
これを紹介した文献が日本に全く無いぞ

オスのマクジャクとメスのインドクジャクの雑種とされる
マクジャクは雌雄とも緑が強いがインドクジャクのメスは茶色い
この雑種だとメスもある程度色付くがマクジャクほどでなく
オスはインドクジャク寄りの青い首だがちょっとだけ首の羽毛が粗い感じになるとか
中間的になる
更にこれを戻し交配してしまうともう何が何だがという感じになる

更に本来はインドクジャクとマクジャクは分布が全く重なっていなかったのだが
今ではマクジャク生息地に飼育し易いインドクジャクがどんどん逃げ出していて
いつ交雑してもおかしくない状況である

541 :名無虫さん:2023/01/31(火) 21:15:45.00 ID:???.net
https://en.wikipedia.org/wiki/Chukrasia
Chukrasia tabularis
インドマホガニーと呼ばれる事もあるセンダン科植物
ニームとも違う
30~40mにもなる
原産地はインド~東南アジア大陸部だが
カメルーンやナイジェリアや南アフリカやコスタリカやプエルトリコやアメリカ合衆国でも
導入されている
https://tropical.theferns.info/viewtropical.php?id=Chukrasia+tabularis

ニームのように薬になったりサントールのように果物を食べたりは出来ないが魅力的な樹木

542 :名無虫さん:2023/02/02(木) 20:28:20.40 ID:???.net
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%82%A2%E3%83%93
モアビ
Baillonella toxisperma
アカテツ科

アフリカでも最も高くなる木の1つか
60~70m等と書いてある
ガボンやコンゴ共和国に分布

サクラに似た材質で木材としても重要で
また果実も食用になり種子(というか仁)の油も食用油になる
ただし種子そのものは催吐作用があって焼くようになる
学名も毒のある種って意味なのかな

木材のおがくずは刺激性が強くて微粉だと喉がイガイガするとか書いてある
密度は0.8台でかなり重い

湿潤林に多いが、乾季が多少ともあるアフリカ低地熱帯林に合わせて
葉が落ちてから花が咲くなどの性質もある
拠水林あるいは河畔林に多い、という

東南アジアにコオムパッシア・エクセルサに代表される80mオーバーの木が多いのだが
南米アマゾンも>>526みたいに88.5mもある木もある

東南アジアはアルプス~ヒマラヤ造山帯+フィリピンの太平洋造山帯のお陰で
火山性で土壌の養分が比較的多いので高木化し易い!などというが、
ゴンドワナのやせ地を無理に熱帯化しただけで50mが精一杯と言われるアフリカや南米も
一応は高い木は存在しない訳ではない、という事になる

でもフタバガキ科のように菌根菌を上手く使っているかというとまだまだなんだろうなあ
マメ科なら根粒菌は飼っているが、リン酸を集めないと始まらない

543 :名無虫さん:2023/04/13(木) 01:03:19.06 ID:???.net
世界最大の淡水魚、次に記録を更新する魚は? 300kgのエイが昨年久々に塗り替え高まる期待
■「巨大魚はまだそこにいる」、次もメコン川? それともアマゾン? あるいは……

 世界最大の淡水魚を見つけ、研究し、保護する「メガフィッシュ・プロジェクト」をゼブ・ホーガン氏が思いついたのは、20年前、東南アジアのメコン川で仕事をしていたときだった。
 プロジェクトの核にあったのは、「どの種が最も大きいのか?」という問いだ。
 「簡単な答えがあると思ったのです」と、米ネバダ大学リノ校の魚類生物学者であるホーガン氏は言う。
 「それは間違いでした」
https://news.yahoo.co.jp/articles/e30513f190e18406ca57b048ede40c88de7511cb

Urogymnus polylepis「ヒマンチュラ・チャオプラヤ」や
メコンオオナマズや
パーカーホーや

あるいはピラルクーやピライーバ
あるいはナイルパーチ

あるいはヨーロッパオオナマズ
あるいはオオチョウザメ、シロチョウザメ
あるいはアリゲーターガー

淡水魚最大議論は止まらないが、
まともにやるとチョウザメばかりが上位に来るなんて言う人もいる

544 :名無虫さん:2023/04/13(木) 01:31:47.06 ID:???.net
>>537
タイ南部で北緯11度以南ならケッペン区分としてはAmで
バイオーム区分で熱帯多雨林、という所が出て来る

観光・リゾート地のプーケット島などは年間雨量2200㎜だが3ヶ月は乾季がある、
という事になっている
しかし山がちな地形ゆえ山の斜面で海に面した所なら年間雨量が3000㎜を超える所も多く
そういう所では40mオーバーの超出木につる植物や着生植物が付きまくった
いかにも熱帯多雨林という感じになっている

島で最も栄えているビーチであるパトンビーチに行く直前の道でも沿道からそんな山が
見える所もある
20世紀中期まではトラもいて、20世紀後半まではアンフリサスキシタアゲハが飛んでいた、
というが、今では大型動物は少ないしビーチ近くではカの駆除のため薬剤散布もしているので
昆虫などはなかなか見かけない
ゾウは内陸の保護・観光施設で見られるが、大型のチョウなんて一部の保護林くらいでしか
見つからないか

超出木!と思ったら、それネジレフサマメだよwwwって事もある
そこそこ巨木だし板根もできるが

545 :名無虫さん:2023/04/13(木) 17:23:43.26 ID:???.net
プーケットだと山に遮られた島の内陸部はやっぱりサバンナ的になりがちで
一度伐採された所などはオープンフィールド寄りになってなかなか回復しない
土壌は赤土の所もあるが珪砂質の所もあってどちらにしろ痩せている

農業をするとしたら大量に堆肥などを作って投入しないといけない
生ゴミなどを集めて赤土と適量混ぜて腐葉土化したものを使ったりする
また雑草とかコケとか池の底に溜まる泥とか色々使う

更にここで「森林が乾燥しないためには60mm/月あれば何とかなるが
畑地だと100mm/月でも足りない、下手すると150mm/月以上だ」というのが効いて来てしまう
ケッペンの通りだと乾季3ヶ月と思っていたら農地で考えると5ヶ月くらいやっぱり水が足りないとなって
灌漑施設がどうしても必要になる
幸いにして世界有数の観光地ゆえ所得の多い人が多く税金も大量に投入されているから
良い野菜や果樹や観賞用植物のために金を掛けて大小様々な灌漑施設が作られている
(バンコクよりも平均所得が高くタイで最も豊かであるとされる。とにかく欧米の金がどんどん落ちるので
物価も高い)

546 :名無虫さん:2023/04/13(木) 17:33:23.02 ID:???.net
ゴム園のタッピング作業のロボット化は中国で研究しているが
実際にゴム園を見ると「雑草刈りが先だ」と気付くだろう
ゴム園の地面から高さ1~2mくらいが草に覆われているような所も多く
その中でパラゴムノキの樹皮をV字型に削ってラテックスを受ける容器を取り付けないといけない

しかし雑草を刈りすぎると雨季に土壌が流出してしまうから迂闊にやらない方が良い
適度な高さだけ刈ってある程度残す、切ったものはマルチ化して撒く、などした方が良いか

今はAIが発展してきているが、物体検出でパラゴムノキの樹幹だけ見分けて
そこに取り付いて更に樹皮の刻み目の適度に下に容器を取り付け、
その僅かに上をV字型に削る、というのが必要になる
削りながら、次に作業すべき樹木を探していくことになる
その土地の区画の周縁に来たら隣の列のパラゴムノキへと作業を移すとか
決して易しくない

パラゴムノキ産業では今でも周辺国の低賃金労働に頼っていたりして
それらが発展したらもう無理になってしまう
一方で、パラゴムノキ栽培地は乾季の厳しい所にも広まっていて
乾季にはラテックス採取も出来ないがとにかく木材としては使えるから、という事で
頑張って植えられていて、かなり大きくなっている地域もある
しかし塩分に弱いので岩塩の多い所に植えられて枯れてしまう例もある

547 :名無虫さん:2023/04/13(木) 17:48:46.88 ID:???.net
ゴムよりもっと儲かるとされているのがアブラヤシだがこれは批判されまくりである
広大な土地を使い、その中をトラックで移動しながら果実の房を収穫していき
それを即日に加熱して種子内部を生化学的に不活性にしないと油が分解してしまうから
林内は逆に草を刈られまくっていて生物多様性が低いと文句を言われまくりである

クローラ型の作業車量にすると燃費が落ちてしまうので、導入も難しいか

タイ南部ではそれでも雨量が多いのでアブラヤシを植え易いが
これをタイ中部以北で植えようとしたら灌漑用水を相当使わないと栽培できない
いい加減に植えて水を撒くだけで何とかなると思っていた施設で
どんどん枯れてしまった、という事例もある
土壌水分センサーと水道管電磁弁搭載の点滴灌漑装置を使って年間雨量980㎜地帯だけど栽培できた!
という所もあるが、まだ普及には遠い

水利権に強い農場だけがうまく栽培出来ていて、格差ばかりが広がっている、などともいう

本来は乾季には木の葉が半分以上落ちてしまう雨緑樹林だからアブラヤシなんて
無理に植えない方が良いのだが
パラゴムノキも熱帯性半落葉樹で乾季の末に落葉する

スリランカでは教育その他用に大量に電子工作キットを導入して
確かに技術者は育成していて各国で働いているのだが、これを地元のIoTにはまだ活かせていないという
去年の経済破綻危機も化学肥料高騰を有機農業で補う!とやろうとして大失敗したというものであった

548 :名無虫さん:2023/04/14(金) 04:06:51.35 ID:???.net
>>101
かなりの内陸の乾季でも夜間の湿度が80%を軽く超えていたりする
これでうまく風が吹いて山の斜面を登れば、
100mで飽和水蒸気量到達前に1℃減、到達後0.5℃減ペースであれば
(0.55℃というのは飽和水蒸気量を考慮せずガバガバ過ぎるという)
https://sys.amsstudio.jp/region/baggage_ace/tokyo/0000010681/doc/00004.pdf

の表に従えば
例えば最低気温25℃で湿度80%だと
23.1*0.8=18.48だが、21.1℃で飽和してしまう

実際飛行機で離陸すると僅か高さ300m台で雲がある事もある

夜間に湿度ほぼ100%になるような所もあり、朝あたりに風向き次第で
うまく結露してくれれば湿度が保たれる、という事になるか

549 :名無虫さん:2023/04/25(火) 10:41:27.83 ID:???.net
天然繊維製造のフードリボン(沖縄県大宜味村、宇田悦子社長)は、パイナップルの葉などから繊維を抽出する機械を独自開発した。
葉に高圧で水をたたきつけ、繊維以外をそぎ落とす。同社は国内外のパイン産地に機械を置き、天然繊維の大量生産を目指す。
捨てられていた葉を活用するため、農家の所得向上にもなる。

これまでは回転する金属の刃で葉を削る手作業で繊維を取り出していた。
乾燥までの作業工程は数時間かかっていたが、新しい機械は5秒で済むという。
3年がかりで開発し、特許も取得した。パインの収穫が始まる石垣市で5月から稼働させ、導入する地域を広げていく。

同社が覚書を結ぶインドネシアの農業団体から、パイン産地9千カ所への設置要望もある。同国では今秋の量産を計画している。
フィリピンやタイ、中国でも設置に向け、現地で協議している。

《後略》

(東京報道部・照屋剛志)

全文はソース元でご覧ください
沖縄タイムスプラス|2023年4月25日 9:00
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/1141631

550 :名無虫さん:2023/05/19(金) 21:49:39.57 ID:???.net
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%B8%E3%82%AF
オオバイチジク
中華人民共和国南部から東南アジアが原産。標高130メートルから2100メートルの地域で育つ。
葉は大きくて厚い[1]。実は甘く、食用である。幹に直接花を咲かせ実を付ける幹生花(幹生果)である。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f0/Tr%C3%A1i_v%E1%BA%A3.jpg
こんな典型的な幹生花のイチジク属植物だが、何とか甘くて食えると
だが東南アジアでもフィリピンなど多くの地域では見向きもされず、有毒なのではと食べない人も多いという

一方で栽培は困難だという
イチジクのように挿し木でどんどん増える訳ではないと

551 :名無虫さん:2023/06/18(日) 15:06:39.59 ID:???.net
Macrophasma biroi
ニューギニアの巨大ナナフシ
海野氏が紹介
足込みで40㎝以上という
頭から腹先まで25㎝は確実にあるが腹先の尾毛も2㎝込みでか
この尾毛はマダガスカルオオトビナナフシAchrioptera fallax
のように長さ3~4㎝で幅も木の葉のように広いとかではない

552 :名無虫さん:2023/07/26(水) 21:00:46.45 ID:???.net
「地中」で花を咲かせて実を結ぶ新種のヤシ発見
■現実の世界は人間が想像しうるよりずっと奇妙だ。

 宇宙は私たちが考えている以上に奇妙であるだけではなく、私たちが考えうる以上に奇妙である。- ヴェルナー・ハイゼンベルク「Across the Frontiers」(1974)

 生物を学ぶ学生として、私は数多くの奇妙な物事に出会ってきたが、想像すらしたことのない奇妙なものの1つが、地中でのみ花を咲かせ、実を結ぶ植物だ。
 この植物は科学にとっての新参者であり、ヤシ科(Arecaceae)の中で、地中に花を咲かせ、結実させる唯一の種だ。
 この植物はその生き方、たとえばどうやって受粉するのか、どの生物が授粉するのか、送粉者(昆虫や鳥類など)はどうやって花を見つけるのか、など数々の疑問を私に抱かせた。

(以下略、続きはソースでご確認ください)

forbesjapan 2023.07.25

553 :名無虫さん:2023/07/28(金) 05:21:54.99 ID:???.net
https://en.wikipedia.org/wiki/El_Yunque_National_Forest
アメリカの自治連邦区であるプエルトリコの北東端近くにあるエル・ユンケ国立森林

最高標高1065mとそんなに高くないが年間雨量6000mmに達するところもあり
熱帯雨林となる

プエルト・リコは書籍によっては熱帯雨林気候と書かれているが
実際にはケッペンで見ると1~2ヶ月くらい乾季があって
バイオームで見ると低地は年間雨量1500mmにも達しない所が多く
完全な熱帯雨林ではない所の方が多い
実際低木林で安定している所も多い

そんな中で少なくともここだけは完全な熱帯雨林という事になる
まあ、どうしても山には行かないといけないという事か

554 :名無虫さん:2023/09/09(土) 19:34:09.13 ID:???.net
https://nangokuzukan.ti-da.net/e12032622.html
日本国内で、オオシママドボタル(沖縄本島では移入種)が
アフリカマイマイ(当然移入種)を食おうとしている画像が載っている

もっと大きなサンヨウマドボタル類などがアフリカマイマイを食っている画像は多い

555 :名無虫さん:2023/09/19(火) 13:27:10.36 ID:???.net
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%A2%E3%83%B3_(%E6%A4%8D%E7%89%A9)
マモン(スペイン語: mamon Melicoccus bijugatus)は、ムクロジ科の植物。球状の実を付ける果樹である。
中南米、カリブ海の熱帯地方に自生あるいは移植されており、アフリカ、太平洋の一部にも広がっている。

高さ25mに達し、複葉の葉序は互生である。葉は長さ5 - 15cm、幅2.5 - 5cmの楕円形。雌雄異株であるが、しばしば雌雄混株が見られる。
花は花弁が4枚、雄蕊が8本。実は緑色で長さ2.5 - 5cm、幅2cm程の卵形である。
果肉はオレンジ色、サーモンピンク、黄色であり、食感はみずみずしいものから練り物のようなものまで見られる

実は房状に成り、ライチとライムの間と評される。密着した薄く硬い外皮を持つが、歯でひびを入れるのが伝統的である。
外皮の下の果肉(仮種皮)は酸味があってなめらかであるが、種が大半を占めるため、全体を口中に含んですすって食する。

熱帯原産の植物であるため、高温を好み、氷点下では葉が損傷する。 もっとも、南アメリカでは高度1000mの高地にも分布し、
氷点下付近の気温も耐えるなど低い気温も許容し、渇水にも適応し降水量の乏しい地域でも生育する。

街路樹としても一般的に用いられている

556 :名無虫さん:2023/09/24(日) 09:23:47.28 ID:???.net
https://en.wikipedia.org/wiki/Dracontomelon_dao
Dracontomelon dao, the Argus pheasant-tree,[3] Pacific walnut, Papuan walnut, New Guinea walnut,
paldao or simply dao,[4] is a tree in the family Anacardiaceae, native to tropical Asia.

ウルシ科で樹高37m以上の高木になるパルダオ
熱帯アジア~オセアニアに広く分布するが多雨地域の方が多いか
果実は食用で木材も加工しやすく木目も美しく有用とされる

557 :名無虫さん:2023/09/24(日) 09:44:13.92 ID:???.net
https://en.wikipedia.org/wiki/Sumac
中東地域に「スマック」「スィンマーク」という香辛料があり
原料はシチリアヌルデRhus coriariaという地中海のウルシ科ヌルデ属の植物の果実
酸味がある
だが北米のスタグホーン・スマックRhus typhinaも同様に使われる
アジアの温帯~熱帯各地に同属の種類がある
Rhus taitensisは東南アジアからオーストラリアまで分布する
そして各地のアラブ系移民がそれらを使っている、という事になる

だが同じウルシ科のToxicodendron radicansなどがそっくりの赤い実をつけるので
西アジア系の移民が皮膚炎を起こす事もあった

日本のヌルデは白っぽく熟すが表面にリンゴ酸カルシウムが結晶して上品な酸味がある
現時点で日本のクルド人移民がこれを使っているという例は無いようである

558 :名無虫さん:2023/09/24(日) 09:50:39.75 ID:???.net
大きなスズメガであるパノプススズメについて調べていたら
英名がmango hawkmothで幼虫の餌がマンゴーとドリアンとマンゴスチンと
後が上記のパルダオとスマック
巨大なガで見栄えもするが現地では害虫だな

559 :名無虫さん:2023/09/27(水) 21:45:32.41 ID:???.net
https://www.instagram.com/panama_photos/
パナマで撮影された画像に
「白い帯模様の細いキプリスモルフォ」というのがあった

560 :名無虫さん:2023/10/03(火) 18:05:52.85 ID:???.net
日本で戦国~安土桃山時代に使われた火縄銃の球の鉛は
タイの今のカーンチャナブリー県北部のトンパプーム郡の
中央平原のソントー鉱山で採掘されたものであった
現地でビルマからの支配を脱したナレースワン大王も活躍した時代である
(ナレースワン王の映画にも火縄銃が、それも手持ちのハンドガンタイプのものが多数登場するが
下手するとフリントロック銃まで登場する)

一方で火縄銃の引き金にバネをつけて引き金を引いてから点火までの時間を
少しでも早くしようとしたのはこれまたタイ南部のリゴール、今のナコンシータマラート
付近で始まった、らしい

全く関係ないのだが、この両地域とも何故かテナガコガネがいる地域なんだよなあw
特にナコンシータマラートのテナガコガネは遠く離れた台湾のものに
模様やオスの生殖器がやや似ている
カーンチャナブリー北部のテナガコガネはこれより特化が少ないがそれでもミャンマー南東部の個体群と
基本的には同じ特徴を持つ、要するにレーマンテナガコガネに似ている?とされるものである

山など自然が豊かな所に鉱山があり、あるいは山と海に面した深い港もあるところが貿易中継点となって
栄えた、というだけと言えばそれまでだが
ナコンシータマラートのテナガコガネについて「台湾から香木の大径木を持ち込んだ時にウロにでもいたのか?」
という珍説を唱える筋もごく一部にいる
それほどに特異な隔離分布なのである

近世の大航海・戦国時代と物流と、近隣の森林地帯(そのものが香木など産物を多く出した筈である)との関わりとか
もっと素直に昔の第三紀~第四紀の気候・地質の変遷による隔離か、とか、想像するだけなら色々可能である

561 :名無虫さん:2024/01/06(土) 22:50:21.68 ID:???.net
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/7db142b2e1992c729db733dba5e5125a9ccf4216
《ブラジル》棘なし「ペキ」が市場に=知られざるスーパーフード
25年にわたる研究の末、棘のないペキの苗木が今年市場に出回る見込みだ。ペキは中部ゴイアス州特産の果実で、
中心にある種の周りには棘があり、食べる際に注意が必要だが、新しい品種ではその心配がなくなる。
ゴイアス州の育苗業者が生産し、数カ月後には市場に供給される予定だと、5日付CBNサイトなどが報じている。

ペキは、先住民の言語であるトゥピ語で「とげのある皮」を意味し、鋭い大量の棘がこの果物の特徴で、それを噛まずに
注意深く食べる必要がある。それ故に敬遠する人も多いが、くせになる独特の風味があり、
栄養面でも優れており、魅力的な果物であることも確かだ。
 抗炎症作用で知られるオメガ9系の不飽和脂肪酸が豊富で、ビタミンAの前駆体であるカロテノイドやビタミンCが
豊富で、知られざるスーパーフードだ。

562 :名無虫さん:2024/01/06(土) 22:52:24.03 ID:???.net
 「従来のペキのようなクセは少なく、優しい味わいだ。ペキ初心者にとっては、棘なしで始める方がはるかに安心して
味わうことができる。そして、ペキ愛好家にとっては、口に含んで果肉の食感を楽しむことができ、さらに堪能することができるでしょう」と述べた。
 棘のないペキは、マット・グロッソ州のある農家が偶然庭先で発見し、Ematerとブラジル農牧調査研究公社
(Embrapa)に協力を依頼したことで研究が始まり、20年経ちようやく結果につながった。

https://www.ide.go.jp/Japanese/IDEsquare/Column/ISQ000009/ISQ000009_011.html
第11回 ブラジル――「ツンデレの果実」ペキー
ペキーとはブラジル中西部を中心に広がるサバナ地帯であるセハード(セラード)原産のバターナット科の木のことで、
皮をむくと一見栗のようにも見えるその果実は食用として供される1。絞ってジュースにしたり果実を漬けて「ぺキー酒」にしたりすることもあるようだが、
ほとんどしない果実自体の味に比べて香水のような香りがかなり強いため2、予めスライスしたものを他の食材と共に
調理することも少なくない。よって、ペキーの実を丸ごと食するのは筆者にとって初めての機会であった(写真1、2)。

筆者は少しかじってみることにした。すると…口の中がチクチクしだした。そう、ペキーの実の中心にある種の部分には大量のトゲがあり、
それが筆者の舌に刺さってしまったのである3。  

563 :名無虫さん:2024/01/06(土) 23:01:45.04 ID:???.net
https://en.wikipedia.org/wiki/Caryocar_brasiliense
Caryocar brasiliense, known as pequi or "souari nut", like its congeners, is an edible fruit popular
in some areas of Brazil, especially in Centerwestern Brazil.

このペキーという種類に限ればサバンナ地帯に多いんだな
樹高10mほど

同じバターナット科でもアマゾンやギアナに行くと35mくらいになるのが多いと
そしてそういうのは木材としても有用とされる

564 :名無虫さん:2024/01/14(日) 10:20:05.89 ID:???.net
https://en.wikipedia.org/wiki/Serran%C3%ADa_de_Macuira

Parque Nacional Natural Macuira
ナトゥラル・マクイラ国立公園
マラカイボ湖の北の西側に突き出た半島の一部

この地域は砂漠気候にすらなっているほどの乾燥地なのだが
標高700mオーバーの山の一部は山地熱帯雨林や雲霧林になっている
山の稜線を境に砂だらけの地域と森林にくっきりと分かれている

こういう地域の生物の種分化とかが面白い

565 :名無虫さん:2024/01/16(火) 14:23:35.26 ID:???.net
https://en.wikipedia.org/wiki/Leuser_Ecosystem
ルーセルエコシステム
スマトラ島の北部の低地熱帯雨林
スマトラゾウ、スマトラトラ、スマトラサイ、スマトラオランウータンが同時に生息する

哺乳動物の大型種はスマトラ北部に多いのか
ラフレシアは南部だったかな
ショクダイオオコンニャクはどこでもあったような

スマトラヒラタは北部のものが鋸歯の領域が長くて格好良くて値段も高いw
だがマンディブラリスは中部でエラフスホソアカは南部だったかなあ
コーカサスはスマトラのものが最大と言われがちだが
南部が大きいという場合と中部が細長いという場合がある

チョウだとミランダキシタアゲハは中部に多かったか

マテバシイ属の巨大な葉とドングリの種類もスマトラ中部だったな
マンデリンは北部か

アミメニシキヘビの大物のニュースはスマトラ中部の東側のリアウ州辺りでよく出て来る

566 :名無虫さん:2024/02/07(水) 13:45:59.95 ID:???.net
https://en.wikipedia.org/wiki/Mangifera_pajang
「ウンバン」として紹介されたことがあるウルシ科マンゴー属の果物
embangと書くので注意
BambaganとかMawangともいう

ボルネオ特産で樹高50mにもなる事がある
皮はしっかりして分厚いが「ナイフで切れ目を入れれば手で?ける。むしろ本家マンゴーより剥き易く
ミカンを剥くような感じ。しかしベタベタの汁が出る」

中はほぼマンゴーと同じだが、その皮周りの汁が曲者でウルシ科ゆえの被れを起こす事がある
これにかぶれてしまった後で普通のマンゴーに対してもアレルギーを起こすようになって
どちらも食べられなくなってしまった、という話もある

567 :名無虫さん:2024/02/23(金) 01:00:17.78 ID:???.net
https://news.yahoo.co.jp/articles/2bc2c5a349df57742bfcfa9a2f2eaf2f9c95fa77
オオアナコンダの新種を発見、“世界で最も重いヘビ”に隠されていた衝撃の事実
見た目はそっくりだが「遺伝的に深く隔たる」種が存在していた! 南米

世界で最も重いヘビが大きな秘密を隠していたことが明らかになった。2024年2月16日付けで学術誌「MDPI Diversity」に掲載された
論文によれば、南米にすむオオアナコンダ(Eunectes murinus、英名Green Anaconda)は、実際には遺伝的に異なる
2つの種に分けられることがわかった。両種の見た目は非常に似ているため、専門家でさえ区別できないほどだ。

「遺伝的には5.5%異なります。私たちとチンパンジーの遺伝的差異が約2%だといえば、この違いの大きさが実感できるでしょう」とフライ氏は述べる。

遺伝子データを解析した結果、氏らは、北部と南部のオオアナコンダの明確な違いを発見した。この発見に基づき、氏らは北部で見つかった
オオアナコンダをキタオオアナコンダ(Eunectes akayima、英名Northern Green Anaconda)という別の種に分け、
E. murinusは南部のミナミオオアナコンダ(英名Southern Green Anaconda)としようと提案した。

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今回の研究では、キイロアナコンダ(E. notaeus)とダークスポットアナコンダ(E. deschauenseei)、
ボリビアアナコンダ(ベニアナコンダ、E. beniensis)をキイロアナコンダ1種に統合すべきだという主張もしている。
興味深いことに、ベーメ氏はこちらの結論にはあまり同意していない。

 この発見は、オオアナコンダで行われたのと同じ遺伝学的研究に基づいている。しかし、これら3種の場合は
オオアナコンダとは反対に、別々の種とするほど遺伝的な違いは十分大きくないとフライ氏らは主張している。

568 :名無虫さん:2024/03/03(日) 09:56:27.59 ID:???.net
https://www.cnn.co.jp/fringe/35215949.html
カエルの体からキノコ生える、初の事例に研究者も困惑 インド

(CNN) インドのカルナータカ州にある道路脇の池で、生物研究者のグループが脇腹から小さなキノコの生えたカエルを発見した。

このカエルは「ゴールデンバック・フロッグ」の一種で、学名はハイララナ・インテルメディア。インド南西部のカルナータカ州や
ケララ州で多く見つかる。小さなカエルであり、成長しても体長は約7.4センチにとどまる。

その後、菌類学者が写真を通じ、カエルの脇腹から生えていたキノコを「クヌギタケ」と特定した。クヌギタケは大抵、
枯れ木の腐った部分に生える。生物の遺体を分解する腐生菌であり、通常は枯死または腐敗した有機物から栄養を取る。
ただ、2023年の研究で、生きた植物を糧に成長する生態に進化できる可能性が判明した。

23年の研究ではさらに、クヌギタケが生きた植物や樹木と共生関係を築けることも示唆された。クヌギタケは宿主の
植物から栄養を摂取することも、宿主に栄養を与えることもできる。樹木の場合、クヌギタケが枯れた枝を
取り除くのに役立つ可能性があるという。

米コーネル大学獣医学部の博士研究員アリッサ・ウェッテラー・カガナー氏は
「菌類は環境の変化に適応するダイナミックな生物。異なる環境や気候で新しい宿主に接触すれば、
私たちが思いもよらない場所で育つのかもしれない」
「他の点で健康なカエルなら、このキノコに皮膚を少々侵されても悪影響を受けず耐えられる」可能性はあると指摘。
一方で、カエルの真菌感染は例が非常に多く、キノコが「皮膚上で大きく成長したり、体内に潜り込んだりした場合、真菌症の症状を呈するかもしれない」とも述べた。

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