【天才】キカイダー&01part9【白骨ムササビﾞ】

どこの誰かは知らないけれど

ウィキ見ると、ゼロワン・イチローのほうが先に作られて、仁王像の中に封印されていたとあるな
文字通り「ロボット」で、設計（命令）どおりに動く

そのあとに作られたキカイダー・ジローのほうが、人間らしく「不完全な良心回路」をとりつけてしまったために
善悪で悩んだり、ギルの笛に操られたりしてしまう

ハカイダー・サブローは、キカイダーを破壊することを最優先する設計になっているため、それ以外の命令は平気で無視するし
他の怪人に「邪魔をするな」と協力することも出来ず
さらには、キカイダーが破壊されてしまったときには「自分はこれからどうすればいいのか」と逆ギレして取り乱し
ミツコが、必死でキカイダーの修理をすることを手助けしてしまう

ワルダーは、自分の設計者が死んでしまったため、自分が何をすべきか、善悪の区別がつかず
ビジンダーに対して「好意」を抱くも、一緒に行動してるゼロワンに「嫉妬」している
犬が弱点であるが、これは「犬は、自分のことを悪だと思って吠えている、犬でさえ善悪の区別がつくのに、自分はそれ以下なのだ」と
激しい劣等感に悩んでいる
ハカイダーのように、もともとキカイダーを倒せと設計されたわけではなく、ダークに恩義があるため、やむをえず命令に従っているだけ

さて、石ノ森の漫画版では、キカイダー・ジローが最後に「あること」をして、「自分はロボットではない、人間だ」ということを証明して終わる
その「あること」とは、「ロボットは、命令されたことだけをやればいい」という言葉に背くものである