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【全宗教】悟りをひらいた人のスレ676【歓迎】

506 :栄進軍曹 :2021/12/31(金) 17:58:42.73 ID:zVd/nbbY.net
近代哲学
スピノザは、それ自身のうちにあり、それ自身によって考えられる自己同一的な実体は神のみであるとした。また神の本質の永遠の必然性に由来するものとして、現実的な個体が自己自身を固執する力としてのコナトゥスを認めた。

ライプニッツは、識別できない2つの個体はないとする不可識別者同一の原理を立てた。この原理は、Xのもつ全ての性質をYがもち同時にYがもつ全ての性質をXがもつとき、X=Yが成り立つことを示すものと解されている。

ドイツ観念論においては、カントは「純粋理性批判」に於いて、ヒュームの「人間本質論」に於ける人格の同一性の原理の否定を受けて、デカルトの「私は思惟する」という自覚の同一性は、確かに自我の表象に伴うものであるが、「物自体」として認知不可能な「超越論的自我(transzendentales Ich)」であり実在的同一性ではない(存在命題は導かれない)とした(人格性の誤謬推理)。また「存在は述語」でないとして、本質存在から現実存在を導出するものとしての本体論的証明を退けた。そして彼は実在的同一性に基く合理的心理学を退け、経験的自我についてのみ他の現象する対象と同様の認識の可能性を認める「経験的心理学」を主張した。そしてこの経験的自我の背後にあってそれを可能たらしめる物自体に、主体に内在化されて定言命法に基く道徳的行為の原動力となる人格の根拠としての霊魂を認めたのである。しかし前者は精神医学や行動主義心理学に影響を与え、後者はロナルド・D・レインの「反精神医学(anti-psychiatry)」を経て英国の2003年の「性別移行者に関する政府政策」やジョグジャカルタ原則前文の、性同一性を深く感じられた内的経験(意識)に求める定義に影響を与えた。

ヘーゲルでは、「実体は主体である」と宣言され、自己矛盾がないという意味での同一性(ヘーゲルにあっては悟性的と形容される)とは区別されるところの、弁証法的発展における矛盾の止揚が説かれている。

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