大乗仏教と原始仏典の関係について語ろう！！！！！

1 ：神も仏も名無しさん：2016/03/09(水) 12:13:40.18 ID:bzfbpph0.net

上座部仏教から言わせると、大乗仏教は仏教じゃないと意見もあるが。

581 ：神も仏も名無しさん：2016/04/02(土) 22:58:13.69 ID:GAYbcW7T.net

「止観」についてはプラポンサック氏の研究が面白そう。
ぼちぼち読んでみるかな。
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000006893488


「大乗非仏説論」なんだけどなあ。
これについては『大乗仏教とは何か（シリーズ大乗仏教１）』春秋社に詳しい。

582 ：神も仏も名無しさん：2016/04/02(土) 23:25:53.85 ID:GAYbcW7T.net

中村元博士が偉大な学者であることに異を唱える人はいないだろうけれど、
その研究や方法論について異論や批判が皆無だというわけでもないんだな。
学問である以上、先行する研究を叩き台にしてさらに説得力のある学説を
練り上げていくのは当然のことだから。
たとえばこんなのとか

仏教解明の方法─中村元説批判（松本史朗）
http://fallibilism.web.fc2.com/082.html

このスレの上で話題になっている「縁起」についても現在も尚、学者による
侃々諤々の議論が続いている。
学問は学問として面白いし、信仰の立場でお経を読み込むのも楽しいよ。

583 ：真no如ki：2016/04/03(日) 06:45:55.65 ID:bEV2ObRy.net

八万六千の法門の大半は説法相手毎の『処方箋』で方便の『真如（真の如き）』だな。

でもな「人は仏性を宿す仏子にてやがて仏となり得る」は『真理』かもな。
本当の我は現象界では認識されない『非我』だが、『仏性』も現象界では認識されないだろう。

実は旧約聖書の創世記6.3に同じ『真理』が明記されておる。

主なる神は言われた、「わたしの霊は人の中に永久にとどまるべきではない。人は肉にすぎないのだから。」
こうして人の一生は１２０年となった。

『仏性』『神性』、『神の霊』、言葉が違うだけだな。
多分、『仏性』は『阿頼耶識』よりもずっと奥なのだろう。

584 ：真no如ki：2016/04/03(日) 06:50:30.71 ID:bEV2ObRy.net

>583 でもな「人は仏性を宿す仏子にてやがて仏となり得る」は『真理』かもな。

また「衆生には大火に見える世界も如来の眼には常住不変で美しい」も『真理』かもな。
素粒子レベルで世界を見れば、秩序があって美しいだろう。

上記の二つの『真理』は大乗にはあるな。

585 ：神も仏も名無しさん：2016/04/03(日) 08:04:53.40 ID:UqFaPAbS.net

スレタイしか読んでないけど、端的に、

原始経典: ゴータマブッダが色身を残したまま説いた、主に阿羅漢になるための教え。声聞乗に乗っかるための教え。

大乗経典: 報身ブッダが説いた、あのくたらさんみゃく三菩提を得る(ブッダになる)ため、六波羅蜜等の菩薩乗に乗っかるための教え。

原始経典を、医者が処方する薬や病気の治し方について記したものだとすると、大乗経典は加えて医者のなり方について記したもの。

仏教の場合、医者になるためにはまず、自分の病気を治しておかないといけないから、当然、原始経典に書かれてあるようなことも含めて修行に励む。

で、医者になるためには、当然、みんなを治したいという慈悲を育てたり、自分のかかっていない病気についてまですべてを知らなければいけないという一切智への道を歩むことになる、というわけ。

586 ：神も仏も名無しさん：2016/04/03(日) 10:05:07.98 ID:6uk4r/sk.net

>>585
また大乗思想に騙された犠牲者の見解か。

釈迦も阿羅漢（最終解脱）の一人で、
無師独悟＝※誰も教えてもらわずに悟った正覚者であり、
かつ その教えを説く師＝仏陀、如来　が最初の意味でした。
それを大乗が解釈を変え、仏に成れますと変えてしまったの。

原始経典には、利他、慈悲の教えがあるが、専ら自利に勤しんだ部派
があって非難された。しかし人々の救済のため自分が教学や訓練して
高める必要があるのに、そこを見て自利だけというは早計。
毎日の救助隊の訓練を見て、人々のために動いてないと言うのと同様、
お題目、念仏を唱えてる暇があるなら、その時間を他者のために動けという
文句と同じではないだろうか。

587 ：神も仏も名無しさん：2016/04/03(日) 10:25:47.50 ID:6uk4r/sk.net

>>582
そのリンク読みましたよ。
結局、同じことなんですよ。
中村元氏は釈迦の教えは、特定の教義をもたない真理の教えと
説明しても、結局その真理が皆が分かるように教えるのに、初期仏教
でも体系化して分かりやすくまとめて、言葉を使わないといけない。
それが、非我（無我）、空、縁起、、すべて関連している。
そして私がそこに書いた本も、中村元氏が非我（無我）、縁起説を使ってますし、
何ら矛盾するようなことはないです。松本氏は言葉に囚われてるわけですね。

588 ：神も仏も名無しさん：2016/04/03(日) 10:50:21.54 ID:R+69FXmQ.net

宗論はどちら負けても釈迦の恥

589 ：神も仏も名無しさん：2016/04/03(日) 12:17:56.34 ID:6uk4r/sk.net

>>583
貴方はいつも主観で語るのね、これこそ私の考えた仏教と。

田上太秀の「仏性とはなにか」から抜粋すると、
仏性は煩悩に覆われていて、除去すれば顕現するが、（｢空｣に反して）すでに
実体として内在するものではない。
無明の凡夫は、仏道を実践しなければ、ブッダになる可能性（仏性）の種
（種の様でもあるが、存在の実体がないものとしてある）は、開花せず、
無分別智（分別なく現実を観ること）は得られない。
ですので、｢空｣に反して「有」の思想にもとづく如来蔵思想、実体として内在する
仏性について日本仏教学会において、仏教にあらずと否定したのです。
老荘思想の影響受けた中国仏教に｢空｣の正確な理解がなかったと学術論文に
あります。

590 ：神も仏も名無しさん：2016/04/03(日) 12:55:54.41 ID:LTDfn8qg.net

>>586
すまんが、なぜそれを俺に言うのかわからないなぁ。

俺は一言も、大乗が部派を自利だけだと非難したとは一言もいってないでしょ。大乗と部派では、修行の目的や行が違うと言っただけで。