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【話題】エリザベス2世の治世の終わりは、帝国主義の“本当の終わり”になるか [Ikh★]

1 :Ikh ★:2022/09/13(火) 07:06:36.78 ID:Od1mtqXv9.net
2022年9月8日、英女王エリザベス2世が96歳で崩御した。その70年という在位期間は、英国史のなかでも世界史のなかでも異例の長さだ。その間には、15人もの首相が入れ替わり、政治的な混乱や経済危機があり、王室内のごたごたも発生した。そんななかでも女王は忍耐強く、その人柄や功績によって、英国のみならず世界で尊敬を集め続けていたことは、各報道からも明らかだ。

【画像】世界中で追悼されるエリザベス2世
http://courrier.jp/cj/300341/?gallery&utm_source=yahoonews&utm_medium=photo&utm_campaign=300341&utm_content=politics

ところが、女王の在位期間を振り返る上で、決して明るいばかりではない、「一つの避けては通れない話題がある」と米紙「ワシントン・ポスト」は指摘する。エリザベス2世が即位した70年前、まだ英国は世界に広がる帝国であった。だが崩御した現在、かつての「大英帝国」は見る影もない。そしてその70年間には、新国王チャールズ3世をはじめ、今後の英王室が向き合わなければならない、抑圧の歴史もある。

「帝国」の終わりの始まり
「英国史における偉大な女性君主であるエリザベス1世とヴィクトリアの治世が国家の拡大期に重なるとすれば、エリザベス2世は、世界のなかでの立場が変化したことを受け入れなければならない国家の大黒柱となった」

英紙「フィナンシャル・タイムズ」が社説でそう書く通り、エリザベス2世が即位した前後は、かつて隆盛を誇った「帝国」の終わりの始まりの時期だったと言える。

1947年、21歳の誕生日に南アフリカを訪れたエリザベスは、有名なスピーチを行った。

「たとえそれが長かろうと短かろうと、私は自分の全生涯を、あなたがたへの奉仕、および私たち全員が属する偉大な帝国の皇室への奉仕に捧げます」

ところが、そのわずか数ヵ月後には、英帝国の最も重要な領土であったインドと新生パキスタンが、植民地の軛(くびき)を振り払い、独立を宣言した。そして1950年には、インドは共和制に移行する。「かつてヴィクトリア女王が『インド女帝』の称号を名乗ったことほど、世界を股にかける大英帝国の壮大さを表すものはなかった」だけに、これらは象徴的な出来事だったとワシントン・ポストは指摘する。

なにしろ、英国が世界の頂点に立つための支えとなっていたのは、インドから略奪された富であったし、エリザベス2世の母も含む英国の王族の王冠にはめられていたのは、インドから奪われた宝石であったのだから。

その他の海外領土も、エリザベス2世の即位後に次々と独立していく。女王の即位時に70以上あったという海外領土は、現在は14しかない。また、本国の構成員であるウェールズ、スコットランド、北アイルランドにも権限が移譲された。

※続きは元ソースで

Yahoo!Japan/Courrier Japon 9/12(月) 18:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/42db28cc9117d221ef95ea9d0f2b4eb19d5faff7

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