【参院選】立民・福山哲郎氏「大阪の人に『大阪の改革を京都に』と言われる筋合いは全くない。京都のことは京都で決めよう」 [ボラえもん★]

ニューノーマルの名無しさん

>>891
京都で共産党がなんで強いのだ、という説明は時々リクエストされるんだが、大まかな理由は３つある。

（１）京都市内では共産党と付き合わなければ地元住民が生きていけないからだ
　（こう評したら大げさすぎるとよく反発されるがそれが事実。人により付き合いが濃いか薄いかのちがいだけ。この街で暮らすには何らかの実力組織との関係が不可欠。
　それがたまたま京都では共産党だった。京都の共産党が築いた日本国内最強の地域生活ネットワークの牙城は１０年や２０年程度では壊れないだろう）

（２）優秀なスタッフが京都の共産党に集まり地域活動を下支えしている
　（京都は学生の町でもあり中小商工業者の町。活動家をリクルートし選抜するシステムが有効に機能してる。いまだ語り草になる蜷川虎三（２８年革新府政やった知事）が典型的だけど、有能で、行政能力が高く、しかも左翼、がこの街にはぞろぞろといる）

（３）共産党が強すぎるのでなく自民党が弱すぎるのだ
　（つまり京都には自民党の強みが発揮できない条件がそろっている。いわゆる鬼門。自民党は自営業者に支持されにくい。自民党は宗教法人が苦手。自民党支持の学生が少ない。自民党が大好きな土建・再開発利権が古都京都では規制だらけで使えない。
　　あと自民党の統治システムは東京一極集中を前提として機能する。東京に集まる富を地方に配分する仲介業者が自民党だ。しかしその東京一極集中を毛嫌いする街の一つが京都。この町は東京に背を向けた人が暮らす比率が高い。だから自民党は弱い。）