【佐賀】高校元講師（３０）「校長が困ればいいと思った」入試の答案持ち去る…校長「まだ若いので反省し、立ち直ってほしい」 [ぐれ★]

ぐれ ★

※2022/05/31 12:08

　高校入試の答案用紙を持ち去ったなどとして、偽計業務妨害罪などに問われた佐賀学園高校（佐賀市）の元講師（３０）に有罪を言い渡した３０日の佐賀地裁判決。岡崎忠之裁判官は「『校長を困らせてやろう』などと考えて犯行に及んでおり、身勝手な動機に酌むべき事情は乏しい」と指摘した。

　「少しでも校長が困ればいいと思った。今となってはなぜこのようなことをしたのかわからない」。１６日の初公判。元講師は動機についてこう語った。

　検察側の冒頭陳述や同校などによると、元講師は昨年４月から国語科の講師（１年契約）として勤務。採用時に校長から契約更新を前提に「数年後には正規雇用も考えている」などと言われ、有望視されていた。しかしその後、学校側は校内で頻発した盗難への一部関与を疑い、校長は今年１月、詳細な理由を控えて更新しない旨を伝えた。

　「頭が真っ白になった」「納得できなかった」。元講師は公判でそう語り、採点中、とっさに犯行に及んだことを明かした。

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https://www.yomiuri.co.jp/national/20220531-OYT1T50015/