【ドイツ・シュピーゲル誌】日本で菅首相が「スターリン」、バッハ会長が「アドルフ・ヒトラー」に例えられている [影のたけし軍団★]

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日本での強い批判

このように、ドイツでも批判されているバッハが、日本で強い批判を浴びていることはたびたびドイツでも報道されている。

独誌「シュピーゲル」の別の記事は、日本で菅首相が「スターリン」、バッハが「アドルフ・ヒトラー」に例えられていることを挙げ、
ある日本のブログでは、バッハが最後に自殺した「ヒトラーよりも無責任だ」と批判されていたことを紹介している。

同誌は、「バッハが何を言おうがしようが、日本では好意的に捉えられることはない」と述べ、バッハに対する強い批判は、
「『安心安全』という呪文を唱えるだけの菅首相への不満が跳ね返っているのだろう」と分析する。

「菅首相をバッハの代理人」と考える者もおり、「バッハのほうがより人気がない」と書いている。

また、「オリンピックを開催するために、多少の犠牲を払わなくてはいけない」というバッハの発言が、
「日本で感染者や死者を出すことを受け入れろ」と日本のメディアに取られ、非難を買ったこと、犠牲を払ってまで経済的な利益を追求する
「はらぺこあおむし」と毎日新聞上で風刺画に描かれた例も挙げる。

「パンデミックにもかかわらず、不要なオリンピックを押し付けてくる」ことから、バッハは『ぼったくり男爵』と日本の多くの人に捉えられている。

「通常広島を訪問する外国人は歓迎されるにもかかわらず」、バッハの広島訪問に対しては広く抗議があったことを明記している。

さらに、日本人に対して「中国人」と間違った発言をしたことで、日本のメディアの「敵」になってしまった。
独メディア「QQマガジン」では、日本のソーシャルメディア上では「バッハの本当の優先順位や本音が見えた」というコメントも上がったと記している。

実際、「バッハは習近平とも関係が近い」とワインライヒ記者は述べる。2022年には北京で冬季オリンピックが予定されているが、
習近平は2013年にバッハからオリンピック功労賞となる「オリンピック・オーダー」を受賞していることを例に挙げる（安倍前首相もIOCから同賞を2020年に受賞）。

2022年冬季オリンピックの開催地選定に当たっては、IOC内部で選定プロセスを見直すべきだと提案していた委員がいたが、
バッハは気にも止めず、そのまま北京に決定したそうだ。その後、ウイグルでの人権侵害が大きな批判を浴び、現在、北京オリンピックにはボイコットが呼びかけられている。

フライタグ議員も、中国やロシアなど「権威主義的な国家に対するIOCの批判のなさ」に疑問を投げかけ、
「オリンピック選手も世界中の人権問題に対して声をあげることは許されるべきだ」と主張する。東京オリンピックにおいても、選手による政治的な発言は禁止されている。

母国ドイツにおいても、バッハが「クリーンな人物」としては見られていないのは確かなようだ。
https://courrier.jp/news/archives/253904/

https://courrier.jp/media/2021/07/19071211/GettyImages-1329041378-e1626614114114-1600x900.jpg

【ドイツ・シュピーゲル誌】 日本で菅首相が「スターリン」、バッハ会長が「アドルフ・ヒトラー」に例えられている [影のたけし軍団★]

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