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【牛丼3社明暗】すき家↑↑ 吉野家→ 松屋↓ [和三盆★]

1 :和三盆 ★:2021/06/25(金) 10:23:25.12 ID:CgDjlH//9.net
コロナ禍からの景気回復は、業種や企業で二極化するK字回復の傾向が世界的に表れている。現在、牛丼各社もK字回復の様相を呈しつつあり、今後、その差がさらに広がっていく可能性が高い。

最も好調なのは、株式会社ゼンショーホールディングスが展開している「すき家」だ。「K」のどちらになるか分水嶺に立っているのが「吉野家」を展開する株式会社吉野家ホールディングスである。そして「松屋」などを展開する株式会社松屋フーズホールディングスの業績はコロナ禍の影響もあり、あまり芳しくない。

どうして牛丼3社の業績に差がついたのだろうか。コロナ禍での経営を振り返りながら分析していく。

まず3社の決算から振り返っておこう。

まず松屋フーズホールディングスの2021年3月期の売上は944億1000万円(前期比11.4%減)、連結営業損失は16億8300万円(前年同期は50億7900万円)、連結経常利益は3300万円(前年同期は54億3800万円)、そして最終損益は23億7600万円の赤字となった。松屋フーズホールディングスが赤字に転落するのは、実に14年ぶりのことだ。

2020年3月期には初めて売上が1000億円を超えるなど好調を極めていたが、2021年3月期はコロナ禍の影響をもろにうけて厳しい数字が並んだ。特に連結経常利益は前期比99.4%減となり、市場に大きな衝撃を与えた。

同社はセグメント別の売上は公表していないため「松屋」単体の売上は具体的に分からない。ただ1192店舗のうち953店舗が牛めし業態が占めているので、売上の多くが「松屋」で成り立ってことは推測できる。そのため不振の原因の多くが松屋にあると見て差し支えないだろう。

次に吉野家ホールディングスの2021年2月期の売上は1703億4800万円(前期比21.2%減)、連結営業損失は53億3500万円(前年同期は39億2600万円)、連結経常損失は19億6400万円(前年同期は33億6900万円)、そして最終損益は75億300万円の赤字となり、減収・減益の結果となった。「吉野家」単体の売上高は1056億1600万円で、対前年同期比5.4%の減収となっている。

「立地」と「コストコントロール」
吉野家は「牛丼テイクアウト15%オフキャンペーン」や「テイクアウト限定ファミリーセット」でテイクアウトに注力したり、デリバリー対応店舗を751店舗へ拡大したり、『ポケットモンスター』とコラボレーションした「ポケ盛りセット」などのフェアを積極的に行ったりと、コロナ禍でも果敢に攻めたが、もう一つ結果に結びつかなかった。

そして最後がゼンショーホールディングスだ。同社の2021年3月期の売上は5950億4800万円(前期比5.6%減)、連結営業利益は120億8800万円(前年同期は209億1800万円)、連結経常利益は122億1500万円(199億300万円)、そして最終損益は前年同期比で81.1%のマイナスとなったが、22億5900万円の純利益を確保した。

牛丼カテゴリーの当連結会計年度の売上高は、2162億43百万円(前年同期比1.6%減)と、他2社と比べると落ち幅が小さい。「すき家」では「家でもおいしい」をテーマに、外食企業としてもいち早く鍋商品のテイクアウトに対応し、新たな需要を取り込んだ。

上記には464店舗(2020年3月末日現在)ほど店舗を構える「なか卯」の売上も含まれている。ただ同社の牛丼カテゴリーの店舗数は3064なので、売上の多くが「すき家」によってつくられているのは間違いない。つまり、コロナ禍での「すき家」の勢いは凄まじかったということだ。

それでは、牛丼3社はどうしてここまで差がついたのだろうか。その背景には、「立地」と「コストコントロール」の2つがある。
全文
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/20424927/

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