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【考古学】海の倭人「海人(あま)」はどこからやって来たのか 幻の大陸スンダランドからやってきた海人たち [ごまカンパチ★]

918 :ニューノーマルの名無しさん:2021/05/19(水) 06:29:41.27 ID:y9IRI6Hk0.net
>>917
 だが冒頭でやはり述べた通り、ほとんどの人(特に当の日本人)が別の解釈を探したくなるような有力な反論についても述べた。日本人が本当に最近になって朝鮮からやってきたなら、日本語と朝鮮語はかなり似通っているはずだ。もっと一般的に言えば、日本人が九州でごく最近になって、アイヌ的な縄文先住民と朝鮮からの弥生侵略者との混合で生じたのであれば、日本語は朝鮮語とアイヌ語の双方にかなり似ているはずだ。ところが日本語とアイヌには明らかな類縁性がなく、日本語と朝鮮語の類縁性もかなり遠いものだ。混血がたった2400年前に起きたなら、なぜそんなことになるのだろう? このパラドックスの解消として、私は以下の説を提案したい。縄文時代の九州の住人と弥生時代の侵略者たちの言語は、実は現代アイヌ語や現代朝鮮語とは、それぞれあまり似ていたとは考えにくいのだ。

 北海道の現代アイヌ語は、九州の古代縄文言語のモデルにはならないということだ。同様に、現代朝鮮語は 400BC における朝鮮からの古代弥生言語のモデルとしては不適切かもしれない。現代朝鮮語は、新羅王国の言語から派生したものだ。この王国は朝鮮の内戦に勝利して統一朝鮮を作った王国だが、それに先立つ世紀に日本と密接な関係を持っていたのは、新羅ではなかった。初期の朝鮮年代記を見ると、朝鮮の各種王国はそれぞれ別の言語を使っていという。新羅に滅ぼされた王国の言語についてはあまりわかっていないが、こうした王国の一つ(高句麗)から残された数語は、対応する現代朝鮮語よりは、対応する現代日本語の単語にずっと近い。朝鮮の言語は、政治的統一により三王国時代が到来する以前の 400BC にはもっと多様だったかもしれない。私が見たところ、400BC に日本に運ばれて、現代日本語へと進化した朝鮮言語は、現代朝鮮語のもとになった新羅語とはかなりちがっていたのではないか。したがって、現代日本人と現代朝鮮人が、言語面ではあまり似ていないのに外見と遺伝子はずっと似ているのも無理はないだろう。

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