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「大麻使用罪」創設の議論受け、薬物依存症家族に聞いた。逮捕などは解決策になった? 8割弱が否定 [ごまカンパチ★]

592 :ニューノーマルの名無しさん:2021/04/03(土) 04:20:34.31 ID:rXR6Axpz0.net
>>581
まず「公共の福祉」を定義すると
「人権相互の矛盾を調整するために認められる実質的公平の原理」(多数説)となる

これを分かりやすく説明するため、Aという人間とBという人間の2人からなる社会を想定する
(1)AさんもBさんも、どんな幸福を追求してもよい
(2)ただし、どちらも「公共の福祉」に反してはならない
という憲法規定があるとする

Aさんが、Bさんを殺害すれば幸福になれるとしても
Bさんは、Aさんに殺害されたことにより幸福になれない

これが「人権相互の矛盾・衝突」という状況で、社会通念に従えば、Aさんの"人を殺す権利"が、公共の福祉に反するものになり否定される
この原理で、傷害や暴行、窃盗や詐欺などが公共の福祉に反する行為として否定される
相手に被害や不幸を与える、一般化すれば「被害者」を生み出す行為は公共の福祉に反するということになる

ここで議論すべきことは、例えばAさんが、ガンジャマンであり、なおかつ栽培マンであった場合である
言い換えれば、この場合Bさんは、Aさんの手持ちの大麻を没収して廃棄したり、Aさんの大麻畑を全て刈り取った上に、刑務所に送ることができるのか、という問題である

結論から言うと、Aさんがスーパーガンジャマン3で、超ヘヴィーグロウをしたとしても、Bさんに迷惑がかからない、被害を与えない限り、Aさんのガンジャマンである権利と、グロウをする権利が優越してしまうのだ
なぜなら、たとえAさんが、大の草(ナッパ)好きだったり、どんなに戦闘力の高い栽培マンだったとしても、それは、Bさんが自分自身の幸福や戦闘力を追求し実現することと、矛盾も衝突もしないからである
大麻に関する犯罪は、一般に「被害者なき犯罪」と呼ばれているので「公共の福祉」という基本原理で、Aさんを処罰することは論理的に無理がある

大麻を処罰する原理は、公共の福祉ではなく、実はパターナリズムである
パターナリズムについてはググって欲しい、とにかくパターナリズムなのである

参考文献: 民明書房刊『大麻剛砲禍龍』

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