2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【経済】「持てる者」と「持たざる者」に二極化する日本社会…金融資産高騰で富裕層はバブル状態 [ボラえもん★]

1 :ボラえもん ★:2021/03/30(火) 16:01:33.97 ID:Zr6h3C7i9.net
[東京 30日 ロイター]

新型コロナウイルス渦中に各国が競うように供給した「緩和マネー」が、株や暗号資産(仮想通貨)などの高騰を通じ、世界的に富裕層の懐を膨らませている。
日本では1億円以上の別荘が短期間で完売し、高級ブランド時計が市場から姿を消す異常な事象が起きている。
日本中が沸いた1980年代のバブル景気と異なり、低成長時代に溢れるマネーは通貨価値の下落と資産の膨張を同時に引き起こし、「持てる者」と「持たざる者」の格差を一層際立たせている。

<ロレックスが中古市場で新品の3倍>
東京都内で会社を経営する41歳のTDさん(インターネット上のハンドルネーム。本名は本人の申し出で掲載せず)は昨年8月、
資産1億円の一部でアルトコイン(ビットコインを除く暗号資産の総称)を購入した。
その後に相場が大きく上昇、コインを貸し出すことで得られる「金利収入」が転がり込むなどし、TDさんが投資した3000万円は5億円まで膨らんだ。

仮想通貨ビットコインの名称が一般的な認知を得て、2017年に最初の暗号資産バブルが起きてから約4年。
「仮想通貨市場は再びバブルが来ている」と、TDさんは言う。ビットコインの価格はこの半年間で8倍に跳ね上がった。

背景にあるのが、コロナの感染拡大で落ち込む景気や下支えしようと、各国が次々と打ち出した財政支援と一段の金融緩和だ。
米国では今後給付される分を含め、3回にわたって1人あたり最大3000ドルを超える給付金を実施。
日本では10万円の定額給付金以外に、売上が減った個人事業主に休業支援金や無利子無担保融資など財政資金が供給されてきた。

09年のリーマン危機以降に供給されてきた「緩和マネー」がコロナの経済対策でささらに増え、カネの価値が一段と下落。
そのヘッジとして、暗号資産や現物資産に資金が流れ込んでいる。

「コロナ禍による家計や企業支援策として各国政府がかつてない規模でマネー給付を実施したことから、法定通貨の価値が下落している」と、
オークション事業などを手掛けるShinwa Wise Holdingsの倉田陽一郎社長は言う。「資産を防衛するため、マネーを実物資産へシフトさせている」と指摘。
オークションでは美術品をはじめ、希少性の高いブランドウイスキーなどにも人気が出てきているという。

象徴的なのが、高級腕時計のロレックス。
人気モデルは新品が手に入らず、転売目的が多い中古市場で定価の2ー3倍に当たる300万ー400万円で取引されている。
日本ロレックスによると、世界中で人気モデルの引き合いが強く、商品の提供が需要に追い付かないという。

高級別荘地として知られる長野県の旧軽井沢地区では、昨年秋に東急リゾートが売り出した「億ション」が半年ほどで完売した。
建物はもちろん、モデルルームさえまだ存在しなかったが、広さ90ー185平方メートル、1億─2.5億円程度の物件は抽選になるほどの人気を集めた。

実体経済からかい離し、株や不動産、その他の現物資産が膨張する光景は、30年前に日本が経験したバブル景気と重なる。
当時は円高不況を乗り切るための金融緩和マネーが投資や投機に回り、日経平均株価は4万円に迫った。今回も株価はそのとき以来となる3万円台に乗せ、当時の水準を回復しつつある。

<富裕層は濡れてに粟で格差拡大>
しかし、30年前のバブル期と今とでは大きく異なる点がある。1986年から91年の実質成長率は年5%を超え、日本中が好景気に沸いた。
一方、戦後2番目に長い景気拡大を記録した2012年から18年の成長率は年1%強。
コロナが直撃した20年は4.8%のマイナス成長となった。低成長の中で資産価格だけが膨らみ、限られた「持てる者」だけが恩恵を受けている。

(以下略、全文はソースにて)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a5882a37fa10871a454eba1eb52dcd61ae459ca6

総レス数 556
147 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★