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「僕はゲイ」性と信仰どちらも大事に生きる 日本初 同性愛を公表し牧師になった男性※沖縄タイムス [愛の戦士★]

1 :愛の戦士 ★:2021/01/12(火) 15:53:28.50 ID:9BavLly/9.net
 男性同性愛者であることを公表し、日本で初めて牧師になった沖縄出身者がいる。横浜市のキリスト教会を拠点に活動する平良愛香さん(52)がその人だ。よく女性に間違われたという名前は、聖書にある「哀歌」の音はそのままに、平和を願って付けられた。キリスト教では主流とされてきた「同性愛は罪」との解釈を超えて、大学や講演で自らをさらけ出す。「人と違うことはかっこいい」と言い切る、ちょっと型破りな両親の存在も、前に進む支えになったと回顧。誰もが安心して暮らせる社会をつくろうと呼び掛ける。(東京報道部・吉川毅、学芸部・新垣綾子)

 ■両親のメッセージ

 ベトナム戦争真っただ中の1968年8月、愛香さんは生まれた。沖縄の米軍基地から爆撃機が飛んでいく現状を悲しんだ父修さん(89)と母悦美さん(86)は、平和への祈りとともに「男でも女でも使えるから」と命名したという。「この時点で変わった両親。まさにジェンダーフリーですよね」と愛香さんは笑う。

 幼少期は名前や容姿から女の子に間違われ、からかわれて嫌な思いもしたが、両親はあっけらかんと繰り返した。「あなたはあなたらしく、生きなさい」

 同性が好きだと自覚して、初めてカミングアウトしたのは高校2年の時。仲の良かった男友達に相談すると「愛香は愛香だよ」と言ってくれた。兄弟に打ち明け受け入れてもらった後、意を決して両親に告げたのは、牧師になろうと決意した24歳の頃。「セクシュアリティーと信仰と、どっちも大事だと言ってくれる存在が必要」と考えたからだ。しかし2人は、ひどく困惑した様子で息子を見つめた。

 母は聞き返した。「私の育て方に問題があったの?」。絶句したまま考え込んだ父は翌日、問い掛けた。「愛香がまだ、素晴らしい女性に出会っていないから、そう思うんじゃないか」

 ■同性愛者としての決断

「僕はゲイなんだ」

 24歳だった平良愛香さん(52)=横浜市=の突然の告白に、両親はあぜんとした。「育て方の問題なの?」と尋ねる母悦美さん(86)に愛香さんは答えた。「『自分らしく』と言われて育ったおかげで、同性愛者として生きていく決断ができたと思うよ」

 悦美さんは「あの時代は性的マイノリティーについて十分な情報がないし、私の中にも準備されていない事柄だったからね」と振り返る。だがすぐに「愛香を応援する」と切り替えた。

 思春期以降の愛香さんに感じていた「つかみどころのない、死を選んでしまうような空気」は何だったのか。さまざまな資料を読み、当事者と交流するうち「いっぺんに霧が晴れていく気がした。性的マイノリティーの多くが差別や偏見を恐れて、本当の自分を必死で隠し、苦しんでいる。心を寄せれば、たくさんのことが見えてきた」と実感を込める。人間はその数だけ違いがあることを、今度は息子に教えられた。

 父修さん(89)は、受け入れるまでに時間がかかった。沖縄が米軍統治下にあった1966年、沖縄キリスト教短期大学学長に就任し、米高等弁務官の就任式で米軍支配を批判する祈りの言葉を述べたことで知られる聖職者だ。思いがけない息子のカミングアウトに「聖書が示す『男女』の理解に対して、新しい挑戦を受けた気持ちになった。親子の問題を超えた事態の大きさに打ちひしがれた」とその時の衝撃を語る。

 同性愛者を牧師と認めるのか。日本キリスト教団内でも議論が起きた。愛香さん自身、キリスト教は同性愛を禁止していると信じ込んでいたが、欧米の論文を読み「どちらかを捨てないといけないというわけではない。どちらも大事にしていけるんだ」と確信。葛藤を超えて、父と同じ牧師の道を選んだ。

 修さんは今では、息子の選択や活動に深くうなずく。苦悩しながら聖書をめくり、海外の教会の多様な価値観を学ぶ中で「キリストのゆるしは、私たちが考えるほど狭く小さなものではない」との境地にたどり着いたという。「私たちは愛香のやり方に賛成し、大いに支持しています」

※続きはリンク先で
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20210112-00691319-okinawat-oki

信仰とセクシュアリティー。「どちらも大事にしたい」と語った沖縄出身の牧師、平良愛香さん=昨年12月26日、横浜市・日本基督教団川和教会
https://i.imgur.com/Arm76Zl.jpg

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