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【重油大量流出】モーリシャス、船主に賠償請求へ [豆次郎★]

429 :不要不急の名無しさん:2020/08/16(日) 20:14:15.43 ID:7lMmcrXr0.net
●貨物船の燃料流出について定めた「バンカー条約」により、船の所有者が賠償の義務を負う。
商船三井は大型ばら積み船「WAKASHIO(わかしお)」を、所有者の長鋪汽船(ながしききせん。岡山県笠岡市)
から借りていたにすぎない。
従って、原油流出の法的責任は長鋪汽船が負う。
商船三井の小野副社長は「船を借りる立場だが社会に与えた重大な影響を踏まえ誠実に対応したい」と
述べていて、あくまで道義的見地から対応しているにすぎない。

次に、船の所有者の責任は、「船主責任制限条約」によって制限されている。
船舶の総トン数に応じ上限額が定められ、わかしおは約10万トンなので、損害賠償の上限は20億〜70億円に
制限される。(日経が報じた政府関係者の推計では20億円)

過去には、2010年にオーストラリア沖合にある世界最大のサンゴ礁、グレートバリアリーフに座礁した
中国石炭船から大量の重油が漏れた。船舶の所有会社が豪政府に3930万豪ドル(約30億円)支払うことで
合意した例がある。

更に、船主は海難事故に備えて通常保険に加入している。
船主が加入する保険は油濁損害について最大10億ドル(1000億円)の上限が設定されているが、
長鋪汽船の賠償額の上限は前述したとおり20億〜70億円なので、損害の全額は、保険で賄えると
推定される。

長鋪汽船の長鋪慶明社長は「適用される法に基づき誠意を持って対応する」と述べた。

以上。日経新聞の報道より。

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