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【教育】入学早々「偏差値カースト」に苦しむ中学生が増えている背景

1 :砂漠のマスカレード ★:2020/03/24(火) 07:49:40 ID:1v4D2jqo9.net
入学早々に始まる「格付け」

今年も中学受験の季節が終わった。友達との遊びも我慢して、寝る間も惜しんで手に入れた難関中学合格という栄光。ところが4月から始まる新生活は必ずしも華々しいものではないという。

首都圏の入試では開成など偏差値上位のトップ10校に受験生の半数近くが集中しているというデータもある。
開成中学の2020年入試の実質倍率は過去5年で最高の3.0倍を記録、安定した憧れ校の地位を確立している。だが、こうしたトップ10校に入学すればどんな子でも幸せな将来が待っているというわけでもないようだ。

人から羨まれる「新御三家」と呼ばれる学校に我が子を通わせる母親は「複雑な気持ちになることがある」と漏らす。
入学後に待ち受けていたのは「偏差値カースト」ともとれる現実だった。その状況に気持ちが萎え、高校で他校へ出る生徒もいるという。

「入学早々、この学校が第一志望だったか、滑り止めでここにきたかをお互いに話していたようです。滑り止めとしてきた子からすれば、ここを第一志望としてきた子たちは自分よりも格下だということなのでは…」

子どもたちの間ではじまったのは「どちら側の人間か」という格付けだった。

◆成績が悪いと発言権すらない

入学後、担任教師との面談で言われた言葉がまさにそれを物語っていた。

「この学校では成績が交友関係にもかなり影響を及ぼします。そんななかでお子さんはバランス型で素晴らしいですね。もう少しだけ勉強を頑張ってくれたらもっといいのですが…」

「バランス型」と評されたのは、成績が良いわけでもないのに成績上位者からも突かれずにうまくやっているという意味だ。「成績の悪い子が発言をすると、上位者は聞く耳さえもたず、相手にもしないようです」と母親。

そんななかで上手くやっていることへの評価だったのだろう。子どもはそのまま高校に上がったが、この学校で本当に良かったのかと母親は時々考えることがあるという。偏差値上位主義を感じるエピソードは枚挙にいとまがないからだ。

「よくそんな成績で恥ずかしくなく学校にくるな」

学年トップクラスの秀才が、成績の悪い同級生に対しそう言い放っていたのだ。

「うちの息子も言われましたが『僕はこの立ち位置での入学だから想定内だ』と言い返したようです。それからはなじられなくなりました。言い返せない子は辛いと思います」(前出の母親)

御三家ともなれば、地元では成績優秀、天才、秀才ともてはやされていた子も多い。だが、上には上がいる。そこに負けん気を出して果敢に立ち向かえる子どもは良いが、プライドが高い子ほど折れやすいもの。
そんな子どもが同級生からなじられる。やりきれない気持ちになるだろう。

成績で人格さえも否定する、偏差値の高い学校に入ることを勉強のゴールと見せかけてしまった、大人たちが植えつけた歪んだ考え方の影響が現れているともいえる。

FRIDAY
入学早々「偏差値カースト」に苦しむ中学生が増えている背景
受験では子ども以上に熱が入る親も少なくない/写真 アフロ
たいていの親は「お受験初心者」
偏差値の高い学校ではユニークな授業スタイルで生徒の好奇心を満たしてくれるところも多く、憧れを抱くのも無理はない。

一方で、この授業が万人に良いかといえばそうともいえない。勉強について行けずに劣等感だけが残る子どもがいるのも事実。

だが、偏差値上位校への入学者数を「実績」として載せたい塾としては、子どもたちを「個」として見るよりも、合格実績という「数」として見る傾向が見られる。そのため、子どもにあった学校よりも、偏差値上位校かつ合格が取れそうな学校を勧めてくる。

前出の母親の場合、“人気校の合格を一つでも多く取りたい”という塾側の本音が見えたのは校舎長との面談だった。

「それまでは親身になって相談に乗ってくれていると感じていたのですが、入試直前の校舎長との面談で、いやな顔をされ、別の学校を勧められたんです」

本人がどうしても挑戦したいと望む開成を志望校に入れたいと話した時だ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200324-00000004-friday-soci
3/24(火) 7:02配信

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