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【大阪】人面描かれた土器出土、弥生〜古墳時代の集落跡 2本の角が生えた顔、朝鮮半島や中国東北部の古墳壁画モチーフか

1 :樽悶 ★:2019/09/13(金) 13:30:45.29 ID:qSIVmV4Y9.net
高句麗の壁画に描かれた角のある鬼神=中国・集安市の五盔墳5号墓壁画からの描き起こし、大阪市文化財協会提供
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/09/11/20190911k0000m040052000p/9.jpg

 大阪市旭区の集落遺跡から、角が生えた人の顔の装飾が付いた土器が見つかった。調査した大阪市文化財協会などによると、5世紀中ごろの須恵器で、国内では同時代に類例がない。朝鮮半島や中国東北部の古墳壁画に似たモチーフが描かれているといい、当時の人々の思想や宗教観に迫る貴重な発見という。

 マンション建設に伴い同協会が昨夏、弥生〜古墳時代の集落跡とみられる「高殿7丁目所在遺跡」を調査した際、5世紀ごろの他の須恵器などと共に見つかった。同時代に典型的な取っ手付きのコップ形で、直径約10センチ。祭祀(さいし)の道具ではなく日常の食器などとして使われたらしい。半分に割れて取っ手も欠けていたが、顔の装飾は外れた取っ手の上部分に残っていた。2本の角がはっきりと表現され、顔部分は指で鼻をつまみ出したうえ、ヘラのようなものを使って目や鼻の穴、口を表現していた。鼻筋が通っており、動物ではなく人面を意識したとみられる。

 朝鮮半島の考古学に詳しい同協会の南秀雄・専務理事は、同時代の高句麗の古墳壁画に描かれている、道教などの影響を受けた鬼神との共通性を指摘する。「手慣れた仕事ぶりで、そうした思想や信仰の知識を持った人が作ったのだろう。5世紀の段階である程度、そうした知識が国内に浸透していたのかもしれない」と話す。

毎日新聞 2019年9月11日 09時48分(最終更新 9月11日 11時42分)
https://mainichi.jp/articles/20190911/k00/00m/040/056000c?inb=ra

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