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小6男児が医療用ウィッグへ寄付「幸せになる人が増える」「髪の毛がない人が社会で笑われるのは良くない」

1 :ガーディス ★:2019/08/19(月) 09:41:43.25 ID:36ED0Ihd9.net
 小児がんや先天性の無毛症などで髪の毛を失った子どもたちに、寄付された人毛でつくった医療用ウィッグ(かつら)を贈る「ヘアドネーション」。「自分にもできるかも」と2年半にわたって髪を伸ばし続けた横浜市戸塚区の小学6年、瀧口嵩太君(12)が寄付するために髪を切った。学校では長髪に対するいじめやからかいもあったが、あきらめなかった。嵩太君は髪をカットしながら「幸せになる人が増えるのはいいこと」と笑顔を見せた。

嵩太君が髪を伸ばし始めたのは小学3年の終わりごろ。それまでもボランティアなどに取り組んできたことに加え、2歳年上の姉がヘアドネーションを始めたことや、がん治療による脱毛に悩む知人がいるなどが重なった。母親の英子さん(45)は「大変だよと伝えたけど、大丈夫だと。それなら、と見守ってきました」と振り返る。

 だが、髪が伸びるにつれ、学校で「ロン毛」とからかわれたり、髪を引っ張られたりと嫌な目に遭うことが増えた。英子さんは、泣きながら帰ってくる嵩太君の姿に胸がつぶれそうになったこともある。たまりかねて「もう切ったら」と言ったが「切らない」。

 「病気などで頭髪が薄くなった人に比べたら、からかわれることはたいしたことなかった」。嵩太君は当時の思いを話す。5年生のとき、学校に相談して同学年の児童に髪を伸ばしている理由を説明する機会を持つと、冷やかしはなくなったという。

 髪を切った7日は、誕生日の翌日。腰のあたりまで伸びた髪を英子さんの友人の美容師(45)が細かく束にまとめ、英子さんが緊張した面持ちで1つめの束にはさみを入れた。切り進むにつれて「どんどん涼しくなる」と声を上げる嵩太君。終了すると、鏡をのぞき込み「昔の自分だ」とはしゃいだ。

 美容師は「記念の日にたずさわれて幸せ」と話し、心配しながらも見守り続けた英子さんは「よくがんばった。これからもチャレンジを応援したいと思う」と感無量の表情を浮かべた。

 基準の31センチ以上に切った10束の髪は、医療用ウィッグを製作しているボランティア団体「女子高生ヘアドネーション同好会」(群馬県)に送るという。嵩太君は「髪の毛を乾かすのが楽になる」とおどけた後で、「途中で嫌になったこともあったが、我慢して良かった。幸せになる人が増える」と笑顔を見せつつ、力を込めた。「髪の毛がない人が社会で笑われるのは良くない」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190810-00000010-kana-l14

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