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【スペイン】素人の修復で漫画風にされてしまったあの「聖像」、再修復でほぼ原状を回復(画像)
- 1 :すらいむ ★:2019/06/25(火) 18:03:43.10 ID:IHTnDqAe9.net
- 素人の修復で漫画風にされた聖像、再修復でほぼ原状回復 スペイン
スペインの教会にある16世紀の聖ホルヘ像の修復前(左)、1度目の修復後(中央)、再修復後(右)の写真。ナバラ州提供(2019年6月24日作成)。(c)AFP=時事/
https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/9/e/9ee34_1351_50d70dc4_b8c39221.jpg
【AFP=時事】スペイン北部ナバラ(Navarra)州の当局は24日、素人が手掛けた修復によって漫画のキャラクターのようになってしまったと批判されていた16世紀の聖像について、原状を回復したと発表した。
同州の町エステージャ(Estella)のサンミゲル(San Miguel)教会にある騎乗の聖ホルヘ(St George)の木像は、経年により暗い茶色に変色していた。
そこで地元の工房に修復を依頼したところ、顔がピンク色に塗られ、驚いたような表情になってしまった。
昨年修復後に披露されると、変わり果てた姿に人々から怒りの声が上がった。
ツイッター(Twitter)では、ベルギーの漫画の主人公タンタン(Tintin)や、米アニメ映画シリーズ「トイ・ストーリー(Toy Story)」の主人公ウッディ(Woody)に似ているという感想も聞かれた。
地元当局はこの件をめぐり、教会と修復を担った工房にそれぞれ6010ユーロ(約70万円)の罰金を科した。
その後、同教区が3万ユーロ(約370万円)の修復費を支払う形で、州都パンプローナ(Pamplona)にある公認の専門施設で3か月かけて再度修復が行われ、木像はほぼ元通りに戻ったと、ナバラ州は発表した。
スペインの芸術保存・修復協会の広報を務めるフェルナンド・カレラ(Fernando Carrera)氏はAFPに対し、「スペインの歴史遺産の管理に問題がある」と述べ、概して規則順守が徹底されていないことに加え、芸術作品の修復が必要な場合に「誰が介入すべきか」が、法律で明確に規定されていない点を指摘した。
スペインでは2012年にも、高齢女性がフレスコ画のイエス・キリスト(Jesus Christ)の修復を手掛け、漫画のサルのようになってしまった例がある。
AFPBB News 2019年6月25日 17時48分
http://news.livedoor.com/article/detail/16675616/
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