【イラン】米無人機を撃墜　革命防衛隊「撃墜は米国へのメッセージだ。侵略行為には強力に対応する」と警告

ばーど ★

【カイロ時事】イランの精鋭部隊「革命防衛隊」は２０日、南部ホルムズガン州の上空で同日未明、米国の無人偵察機を撃墜したと明らかにした。「イランの領空を侵犯した」と主張している。革命防衛隊のサラミ司令官は演説で「撃墜は米国へのメッセージだ。侵略行為には強力に対応する」と警告した。

トランプ米大統領は、ツイッターに無人機撃墜を念頭に「イランは非常に大きな過ちを犯した！」と投稿し、強く反発した。また、ロイター通信によると、ホワイトハウスで記者団からイランに報復するかどうか問われ、「すぐに明らかになる」と述べるにとどめた。
　
米中央軍の報道官も米軍無人偵察機がホルムズ海峡上空で、イランの地対空ミサイルで撃墜されたことを認めた。ただ、「国際空域で起きたいわれのない攻撃だ」と批判し、米軍による領空侵犯はなかったと反論した。
　
米国とイランの対立が深まる中、米国はホルムズ海峡近くで起きたタンカー攻撃を「イランの犯行」と主張。一方のイランは関与を強く否定している。無人機の撃墜によって双方の緊張が一段と高まるのは確実で、偶発的な武力衝突が起きる懸念も強まっている。

2019年06月21日01時35分　時事通信
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019062000917&g=int

【イラン】米無人機を撃墜 革命防衛隊「撃墜は米国へのメッセージだ。侵略行為には強力に対応する」と警告

【イラン】米無人機を撃墜　革命防衛隊「撃墜は米国へのメッセージだ。侵略行為には強力に対応する」と警告