酒気帯びで10ヶ所信号無視、歩行者撥ねた男を危険運転で追送検。同乗女性に「遅い」と言って運転交代、後部座席の子供らは恐怖で泣く

記憶たどり。 ★

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190524-00000001-kobenext-l28

ＪＲ三ノ宮駅（神戸市中央区）南側の国道２号交差点で５日深夜、軽乗用車が歩行者の男性をはねた後に
乗用車と衝突した事故で、兵庫県警葺合署は酒気帯び運転容疑で現行犯逮捕した男（２５）を、
より罰則の重い自動車運転処罰法違反（危険運転致傷）の疑いで２４日にも追送検する方針を固めた。
捜査関係者への取材で分かった。「時速約８０キロで運転した」との供述と、事故前に１０カ所の赤信号を
無視した点を重視したとみられる。

神戸市長田区房王寺町１の会社員萩原良容疑者。捜査関係者によると、同容疑者は同市東灘区で飲酒後、
同居の女性（３８）が運転する車に乗ったが、「遅い」などと言って運転を代わり、事故現場まで約６キロを走行したという。
女性の制止も聞かず、繰り返し赤信号を無視して運転する様子が車内のドライブレコーダーに写っていた。

萩原容疑者の呼気からは基準値の約４倍のアルコールが検出され、葺合署の調べに「（女性の運転に）いら立った。
時速約８０キロで走った」と供述した。後部座席の１０歳と１２歳の子どもは恐怖で泣いていたという。

事故は５日午後１１時半ごろに発生。横断歩道を渡っていた小学校教員の男性（５９）がはねられて重傷、
軽乗用車と乗用車の男女計５人が軽いけがをした。