【社会】信楽鉄道事故28年で法要　42人死亡、遺族ら参列

1 ：砂漠のマスカレード ★：2019/05/15(水) 07:05:01.29 ID:1CU5bHHt9.net

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信楽高原鉄道事故の現場近くで営まれた追悼法要＝14日午前、滋賀県甲賀市

信楽高原鉄道（SKR）とJR西日本の列車が衝突し42人が死亡した事故から28年となる14日、滋賀県甲賀市（旧信楽町）の発生現場近くの慰霊碑前で犠牲者の追悼法要が営まれた。

法要には遺族や両社の社長ら約70人が参列した。SKRの正木仙治郎社長は「時を経ても癒やされない遺族のご心痛を思い、改めて深くおわびしたい」と追悼の言葉を述べた。
JR西の来島達夫社長は「安全にゴールはないと認識し、検証と改善を繰り返していく」と決意を語った。

僧侶が読経する中、参列者は慰霊碑に次々に献花した。

http://news.livedoor.com/article/detail/16456331/
2019年5月14日 12時36分 共同通信

https://www.sankei.com/images/news/180510/wst1805100057-p1.jpg
http://livedoor.blogimg.jp/love8989/imgs/b/5/b5c3467a.jpg

https://www.youtube.com/watch?v=ZQtvMsQOAAU
1991年 信楽高原鉄道事故

69 ：名無しさん＠１周年：2019/05/15(水) 21:19:18.13 ID:CUjfGyWM0.net

　元々国鉄信楽線だった信楽高原鐡道(SKR)は91年4月から一ヶ月間世界陶芸祭が開催されることに伴い、増便及び輸送力確保のため急遽貴生川〜紫香楽宮跡駅間に小野谷信号所を設けた。
陶芸祭会期中はJR西の直通列車が乗り入れることになっていたが、両社における事前の打ち合わせと訓練は不十分で連携が全く取れていない状況だった。
　その上でSKRは小野谷信号場の信号制御タイミングを変える工事を、JR側は遠隔操作する亀山CTCに進行方向を信楽側に固定できる方向優先テコを設ける工事をそれぞれ行った。
しかし互いに工事については連絡せず、近畿運輸局にも届けない無許可改造だった。
　事故当日の朝、JR側が方向優先テコを使用したため、信楽駅の出発信号機が赤のまま切り替わらなくなった。焦った業務課長は係員に信号の修理を指示したが、時間がかかることを受け「代用閉塞」への切り替えを指示した。
これは本来信号所への職員配置や信号所〜信楽間に列車がいないことを確認することが必要だったが、小野谷信号所の誤出発防止装置(信号所〜信楽間に列車が居ると信号所の信号機が赤になる)が正常動作する体で強引に列車を発車させた。
しかしこの誤出発防止装置は前述の信号修理の係員が回路の短絡(禁止されている)を行ったことで解除され、信号は青になり作動しなかった。
　結局JRからの直通列車は信号に従い信号所を通過、数分後見通しの悪いカーブで正面衝突を起こした。

70 ：名無しさん＠１周年：2019/05/15(水) 22:00:51.08 ID:CUjfGyWM0.net

　JR西は当初から「もらい事故」として、違法工事を含め自らの責任を一切認めようとしなかった。
事故当時社長だった角田達郎(運輸省出身で元海上保安庁長官)は事故一ヶ月後の合同慰霊祭で遺族に背を向けたまま弔事を読み、一言の謝罪の意も示さなかったばかりかその後の遺族説明会を欠席した。
　この姿勢により事故遺族の怒りへ火をつける恰好となったが、角田は事故後1年間に開催された説明会には全て欠席したうえ、一周忌の法要では「責任の所在はともかく」という言葉を連発する有様だった。
　その後の刑事裁判でJR西側の関係者については遺族側の控訴も含め不起訴または起訴猶予となったものの、責任逃れを続けるJR西への法的責任を明らかにすることを目的とした民事裁判では注意義務違反によるJR西側の過失を認定。
JR西は控訴するも大阪高裁での敗訴を受けて上告を断念。2002年12月に判決が確定、その三ヶ月後南谷昌二郎(当時社長)が遺族の前で事故後初めて会社の責任を認め謝罪した。