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【文芸】故栗本薫さんの小説、原稿一部欠けたまま刊行 重要な場面6700字分

1 :Hikaru ★:2019/03/08(金) 09:02:14.77 ID:O14YW9639.net
毎日新聞 2019年3月8日 08時12分(最終更新 3月8日 08時48分)
https://mainichi.jp/articles/20190308/k00/00m/040/011000c

 2009年に56歳で亡くなった作家栗本薫さんの小説「天の陽炎―大正浪漫伝説」(角川文庫)が
07年の発売時から、原稿の一部が欠けたまま刊行されていたことが8日、分かった。
間違って保存した原稿のファイルを編集者に送信したためとみられる。
多作で知られ、刊行後に作品を読み返すこともなかったという栗本さんらしい、珍しい手違いだ。

 「天の陽炎」は、大正時代を舞台に、満たされない退屈な日々を送っていた美貌の子爵夫人の運命を描く長編。
抜け落ちていたのはクライマックス直前で、主人公が自分の人生を「なんて淋しい生なんだろう」と振り返る重要な場面。
約6700字分あった。(共同)

◇ 栗本薫さんの「天の陽炎」の表紙
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/03/08/20190308k0000m040010000p/6.jpg

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