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【コスモスに君と】「弱っていく姿を見てほしい」難病の教頭、命の授業

1 :猪木いっぱい ★:2019/03/06(水) 22:55:15.10 ID:mpGCa28T9.net
体の筋肉が動かなくなる進行性の難病で、広島県内の自宅で闘病生活を送っている高校の教頭がいる。発病後は、生徒たちに病気のことや命の大切さを語ってきた。昨年の卒業式は生徒が調達したロボットを使って自宅で「参列」、この春は2年ぶりに出席し、教え子たちの門出を祝った。

広島県尾道市の県立御調(みつぎ)高校。電動車いすの長岡貴宣さん(56)=同県三次市=は体育館の最後列から、証書を受け取る生徒たちの姿を見守った。教え子たちにとって最後の校歌斉唱。大きな声を出すのが難しくなった長岡さんも、口ずさむように歌声を合わせた。

 広島と故郷・静岡の高校で、剣道の指導に打ち込んできた。2015年春、御調高に教頭として着任。学校運営や進路指導に意欲を燃やした矢先の夏、剣道の防具を着けようとして、背中に左手が回らないことに気がついた。

 半年後の16年3月、「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の診断を受けた。「人工呼吸器を使わなければ、余命は2年から5年」。最後は自分で呼吸もできなくなると聞かされた。

 薬を飲みながら勤務を続けたが、両足が動きづらくなった。17年春には杖が必要になり、夏からは電動車いすに。

 「弱っていく自分の姿を見てほしい」。1学期の終業式で、生徒たちに病気を打ち明けた。病気を抱える人たちへの理解を深めてもらいたいと考えたからだ。

 病状は進み、17年末に教頭として在籍したまま休職。看護師の妻と長女の支えもあり、「これも一つの生き方だ」と受け入れられるようになった。心残りは、進路指導してきた当時の3年生が巣立つ姿を見届けられないことだった。

 その気持ちをくんだのが2年生だった柴川綾捺(あやな)さん(18)と松木綾香さん(18)。遠くにいてもタブレットを介してマイクやカメラで会話ができ、腕を動かして気持ちを表すこともできるロボットを、開発元の企業に掛け合って貸してもらった。長岡さんは壇上の演台に置かれたロボットの「目」を通じ、証書を受け取る3年生たちの様子を自宅で見守った。

 くすぶりがちだった気持ちが勇気づけられた。同じ病気の患者団体に加わり、自治体の職員や医療・介護関係者に病気と向き合う心情などについて語り始めた。御調高でも文化祭や特別授業で講演してきた。

 余命宣告から2年半が過ぎた昨年10月。長岡さんはずっと迷っていた人工呼吸器による延命措置を、「その時」が来れば受け入れる決心をした。自力で動けず、家族やヘルパーによる24時間のケアが必要になる。しかし今は、日々のリハビリや団体の活動を精いっぱい続けている。

 長岡さんの自宅には、柴川さんらから活動を引き継いだ後輩たちが毎月通ってくる。今年の卒業式は「休んでいても先生は学校の一員」と参列するよう誘ってくれた。

 柴川さんは春から、病気や障害のある人たちが過ごしやすい地域のあり方について、県外の国立大で学ぶ。「社会に参加できない人ほど強い思いを持っているはず。一歩踏み出す手助けをしたい」。長岡さんからそう学んだ。元々看護師を目指していた松木さんも進路を変え、介護や福祉について学ぶことにした。

 卒業式を終えた2人に長岡さんは一言、「ありがとう」と声を掛けた。2人から花束を受け取り、「10年後、また会えたらいいな」。照れ臭そうに笑った。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190306-00000055-asahi-soci

99 :名無しさん@1周年:2019/03/11(月) 10:38:55.75 ID:DJyy+0yw0.net
>>64
誰がどう見ても軍を私物化して自分の無念を晴らすチンピラ親父なんですがそれはw

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