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【冷蔵庫】「ぷしゅ〜」と鳴らなくなった日立の冷蔵庫の大きな決断 看板機能の「真空チルドルーム」がなくなる

274 :名無しさん@1周年:2019/01/31(木) 17:41:32.07 ID:FqkWr5wq0.net
真空チルド法の食品に及ぼす効果および弊害について

冷蔵室下部に設置した密閉容器内に入れたのち,空気を真空ポンプで吸引後一定減圧下で保存した.
その間の,酵素的褐変,メト化,K値および生きた食材の生死を品質の指標として,
食品に対する減圧冷蔵の影響を検討した.酵素的褐変については,0.5,0.7,0.85気圧下で
各24時間保存したときのりんごの切断面の色変化について,測色計(コニカミノルタ製CR-13)を用いて
L*a*b*を測定し,減圧量と酵素的褐変の関係を調べた.
メト化およびK値については,マグロの赤身を用いて,0.2〜0.9気圧まで0.1刻みに各3日間保存し,
色変化は酵素的褐変化と同様に,K値は魚介類の鮮度を測ることができる試験紙を用いて行った.
生きた食材の生死については,あさり,活エビ,納豆菌およびヨーグルトの乳酸菌について0.3〜大気圧下で
1〜3日間保存し,生死を測定した.

【結果】リンゴの酵素的褐変は減圧量に比例して褐色変化量が軽減した.
マグロの赤身の色変化は,0.2気圧〜0.4気圧で表面が褐色になり肉眼で識別できる感覚と一致し,
0.8〜1.0気圧で赤色が向上した.一方,マグロの赤身のK値は0.6気圧最大とした近似曲線となった.
色変化およびK値の結果より,マグロの赤身は0.2気圧〜0.4気圧では低酸素化によりメト化が進行し,
0.8〜1.0気圧では表面が酸化して赤色を呈したと考えられ,0.6気圧近傍がマグロの保存性には
最も適している結果を得た.生きた食材の生死は,0.7気圧と大気圧とで差がなかった.

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