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【世界初 月の裏側へ】無人探査機の打ち上げ成功 目標は「宇宙強国」中国

1 :みつを ★:2018/12/08(土) 05:10:27.76 ID:CAP_USER9.net
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181208/k10011739471000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002

世界初 月の裏側へ 無人探査機の打ち上げ成功 中国
2018年12月8日 4時46分

中国国営の新華社通信は、日本時間の8日午前3時半前、世界で初めて、月の裏側への着陸を目指す無人の探査機「嫦娥4号」を中国が打ち上げ、打ち上げは成功したと伝えました。

地球からは見ることができない月の裏側は、地球と直接、通信することができないため、難易度が高く、成功すれば宇宙開発の大国・アメリカとロシアに先駆けての探査となります。

これまでの観測で月の裏側には、およそ46億年前に月が誕生したころの状態がそのまま残っているとみられるほか、天体がぶつかってできたとみられるクレーターが多い一方、「海」と呼ばれる黒っぽい部分がほとんどないなど、地球から見えている表側とは、地質や地形などが違うことがわかっています。

また月の表面には、太陽の光が常に当たらない場所があり、そうした場所には人類が宇宙空間で長期間滞在するために必要な水が氷の状態で蓄えられていると考えられていて、今回の探査で氷の存在などが直接確認されるのかも注目されています。

さらに、月の裏側は、電波望遠鏡を置いて天体観測を行う場所としては、妨げになる地球からの電波が届かないという点で有利な環境であることから、今回の探査で得られる情報は将来、月面基地を作る場所の選定にも役立つと考えられています。

中国の月探査計画

中国の月の探査計画は宇宙開発の重要な柱として2003年にスタートし、3つの段階に分けて進められています。

「第1段階」は、「月の周回軌道から月の地形などを調べる」というもので、2007年と2010年にそれぞれ探査衛星を打ち上げ、月の立体画像を撮影しました。

「第2段階」は、「無人探査機を月面に着陸させて地質構造や資源などを調べる」というもので、2013年に、無人の探査車両を使って月面を調査しました。今回の「嫦娥4号」もこの「第2段階」の1つです。

そして「第3段階」は、「月の表面から岩石などのサンプルを地球に持ち帰る」というもので、再来年・2020年ごろまでに無人探査機を2回打ち上げる計画です。このほか、中国は月の有人探査や月面基地の建設にも意欲を示しています。

目標は「宇宙強国」

中国政府は、2030年までに世界の宇宙開発をリードする「宇宙強国」の仲間入りを果たすという目標を掲げていて、月の探査以外にもさまざまな宇宙開発に力を入れています。

このうち、アメリカや日本などが参加する国際宇宙ステーションとは別に、中国が独自に建設を計画している宇宙ステーションについては2022年ごろの完成を目指し、開発を進めています。これまでに宇宙ステーションの実験機に有人宇宙船をドッキングさせて宇宙飛行士が実験を行うなど、運用に向けた技術や経験の蓄積を進めていて、有人の宇宙活動を進めていく姿勢を示しています。

また、中国は、アメリカに対抗するように、宇宙ステーションだけでなく、火星探査機を2020年に打ち上げ、そのよくとし(2021年)から火星で探査を始める方針を明らかにしています。

このほか、「中国版GPS」とも呼ばれる衛星測位システム、「北斗」も開発し、アジア太平洋などの地域で運用を開始しているほか、2020年までに全世界でサービスを提供することを目指しています。

一方、中国は宇宙空間の利用を平和目的だと強調していますが、宇宙開発の計画には、軍が深く関わっていて、国際社会からは、宇宙空間の軍事利用が盛んになるという懸念の声も出ています。

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