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【平成家族】時短料理「手抜きでは」。家族7人分、毎日手作りする女性の胸の内「中華料理の素もアウト」簡便調理に罪悪感★3

2 :名無しさん@1周年:2018/12/02(日) 17:57:06.28 ID:e+hYqk9m0.net
簡便調理に罪悪感

食品大手「キユーピー」が実施した調査によると、簡便調理に「罪悪感」を感じる女性は増えている。
同社も、素材にあえるだけのソースなどの時短商品に力を入れるが、担当者は難しさを感じている、という。
         
調査では、20〜50代の主婦に、「ゆでたパスタ麺に市販のソースをかけた」「袋入りのインスタントラーメンに野菜炒めを作ってのせた」
など、簡便調理の具体例19項目を表示。それらに対し、「罪悪感を抱くか」を調査したところ、うち16項目で、罪悪感を感じる女性の割合が、
調査開始の2013年から16年の間で増加していた。

キユーピーカスタマーマーケティング室の堀直喜室長は、「『時短』と味の両立は、さらに追求できる。調理過程で野菜などを加えれば、
栄養バランスの取れた食事にもできる。でも、それだけではだめなんです」と話す。

同社は1989年から主婦層の意識を調査してきた。調査に10年携わる古賀絵美子さんは、「働く女性の増加で手作りの定義は変わっている。
しかし、『忙しいから手抜きでいい』とはならず、『本当は少しでも自分で作りたいけど、できない』とジレンマを持つ人が増える」と分析する。

調理キットも「手間をかける」が人気

便利すぎる「時短・簡便」は手抜き――。この罪悪感を和らげるため、あえて「一手間かける」商品が消費者のニーズを捉えている。

ネットを中心に有機野菜を販売する「オイシックス」では、簡単に食事作りができる時短調理キット「キットオイシックス」が人気だ。
ヒットの理由は「20分」という調理時間にある。競合の時短商品が「10分でできる」をうたうものが多い中、あえて「20分以内で主菜、
副菜の2品ができる」とした。

開発を担当した菅(かん)美沙季さんは、「時短商品は、『加減』がカギなんです」と話す。商品は、家族の食事作りをしながら働く
母親層をターゲットにしており、2人前から。女性たちにアンケートを重ねる中で、献立を考える余裕もない忙しさの中でも、
レンジで温めるだけの総菜や、冷凍食品の使用には罪悪感を持つことが分かってきた。

「時短」を売る商品であっても、「手間をかけた」という精神的な満足感が大切なのでは。その気づきをもとに、「20分」にたどり着いた。

例えば「ジューシーそぼろと野菜のビビンバ、韓国風スープ」では、切るのに時間のかかるニンジンは細切りされて袋に入っている一方、
ニラやエノキはそのまま入っており、利用者がざく切りする必要がある。調理工程が細かく掲載されているレシピカードには
「もやしを入れればより本格的に」「香り付けにごま油を」など、アレンジの提案がある。

「このアドバイスで、簡単に『家庭の味』になる。これが総菜との差別化です」と菅さん。むしろ、「一手間」を求める工夫が、
母親層の「心」に受け入れられた。2013年の発売後、キットオイシックスの累計出荷数は2400万食を突破。今やキットの会員数は、
オイシックス全体の会員数の5割弱を占める。菅さんによると「会社を牽引(けんいん)する伸び率」だという。

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