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【奨学金】保証人の義務「半額」なのに…説明せず全額請求 法律の知識が運命左右 「半額になること隠した」、専門家は批判

1 :チンしたモヤシ ★ :2018/11/04(日) 05:24:07.47 ID:CAP_USER9.net
奨学金、保証人の義務「半額」なのに…説明せず全額請求

国の奨学金 返還請求の流れ
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181031004639_comm.jpg
「分別の利益」を承認した旨を伝える日本学生支援機構の文書
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181031004795_comm.jpg
朝日新聞 諸永裕司、大津智義2018年11月1日05時26分
https://www.asahi.com/articles/ASLBY56YWLBYUUPI003.html?iref=pc_extlink

 国の奨学金を借りた本人と連帯保証人の親が返せない場合に、保証人の親族らは未返還額の半分しか支払い義務がないのに、日本学生支援機構がその旨を伝えないまま、全額を請求していることがわかった。記録が残る過去8年間で延べ825人に総額約13億円を全額請求し、9割以上が応じたという。機構の回収手法に問題はないのか。

 機構は奨学金を貸与する際、借りた本人が返せない場合に備え、連帯保証人1人(父か母)と保証人1人(4親等以内の親族)の計2人が返還義務を負う人的保証か、借りた本人が保証機関に一定の保証料を払い、返せない時に一時的に肩代わりしてもらう機関保証を求める。最近は半分近くが機関保証を選んでいるが、約426万人の返還者全体でみると7割近くが人的保証だ。

 法務省によると、この場合、連帯保証人は本人と同じ全額を返す義務を負うが、保証人は2分の1になる。民法で、連帯保証人も含めて複数の保証人がいる場合、各保証人は等しい割合で義務を負うとされるためだ。「分別の利益」と呼ばれる。

 しかし機構は、本人と連帯保証人が返せないと判断した場合、保証人に分別の利益を知らせずに全額請求している。その際、返還に応じなければ法的措置をとる旨も伝えている。機構によると、2017年度までの8年間で延べ825人に全額請求した総額は約13億円で、9割以上が裁判などを経て応じた。機構は本人が大学と大学院で借りた場合などに2人と数え、「システム上、正確な人数は分からない」としている。

 一方で、機構は保証人から分別の利益を主張された場合は減額に応じている。ただ、件数や金額は「(機構の)財産上の利益などを不当に害する恐れがある」として明かしていない。

 こうした回収手法について、機構の担当者は「法解釈上、分別の利益は保証人から主張すべきものと認識している。主張せずに全額を払い、肩代わり分を連帯保証人らに求めることもできるため、選択は保証人に委ねている」と説明する。

 これに対し、昨年の民法の大幅見直しで法制審議会(民法部会)幹事を務めた山野目章夫・早大法科大学院教授(民法)は「全額を払うよう求めること自体は違法ではないが、一般に法知識のない保証人に分別の利益を伝えないまま全額回収するのは妥当でない。奨学金事業を担う公的機関として社会的責任を問われるだろう」と指摘。取材に応じた専門家の多くも同様の見解だ。

 機構を所管する文部科学省の担当者は「全額請求は法令上、誤ったものとは認識していない。ただ、分別の利益について丁寧に説明するなど、機構が検討する余地はある」と話す。(諸永裕司、大津智義)

続きはリンク先

関連

「半額になること隠した」奨学金の全額請求に憤る保証人
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181031004863_commL.jpg
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181101000064_comm.jpg
https://www.asahi.com/articles/ASLBM5QS9LBMUUPI002.html

奨学金あっさり減額、心底驚いた 法律の知識が運命左右
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181031004814_comm.jpg
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181031005781_comm.jpg
https://www.asahi.com/articles/ASLBM52KKLBMUUPI001.html

「分別の利益」知らせず奨学金を全額請求、専門家は批判
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181031005779_comm.jpg
山野目章夫・早大法科大学院教授
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181101000100_comm.jpg
河上正二・青山学院大教授
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181101000105_comm.jpg
平野裕之・慶大法科大学院教授=慶応大ホームページより
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181101000103_comm.jpg
https://www.asahi.com/articles/ASLBN4HVYLBNUUPI003.html

2 :名無しさん@1周年:2018/11/04(日) 05:25:08.25 ID:pW2q2BHY0.net
借りた金は返せよ

ワイは金融屋に対し過払い金請求したけど

3 :名無しさん@1周年:2018/11/04(日) 05:30:59.63 ID:nGx3TRaq0.net
>>1
つづき
     ◇

 機構が保証人の分別の利益を認めた場合、未返還額の残り2分の1は本人や連帯保証人が支払い義務を負う。

●日本学生支援機構・遠藤勝裕理事長の見解

 国の奨学金の保証人は、未返還額の半分しか支払い義務はない――。
それを伝えないまま日本学生支援機構が全額を請求していることについて、遠藤勝裕理事長に10月25日、見解を尋ねた。

 ――「分別の利益」を伝えずに保証人に全額請求するのは妥当か。

 「法的に問題はない。奨学金の原資は税金で、全額回収する責任がある。保証人から分別の利益を言われれば半額にしている」

 ――なぜ伝えないのか。

 「奨学金を貸与する際、人的保証を選ぶのは毎年、約25万人。全員に伝えるには膨大な事務作業がいる」

 ――全額請求の際に保証人に伝える考えは。

 「もう少し親切にというのもわかる。分別の利益が現実に問題となるのは法的措置に入るところなので、その前に保証人に伝えるのは一つの大きな改善点だと思う」

 ――人的保証制度についてどう考えるか。

 「経済力のない年金生活者などが不幸になる事態は避けたい。
そのため、人的保証を廃止し機関保証に一本化したい。奨学金制度に関わる文部科学省や財務省などに理解を求めたい」

●記者の視点 諸永裕司

 「分別の利益」を主張しない保証人からは全額を回収し、主張した保証人には減額に応じる。自ら進んでは伝えない――。
日本学生支援機構の回収手法は、国と個人の情報格差を考えれば公正とは言いがたい。
その結果、法知識を得た一部の保証人だけが半額になる不公平が生じている。

 機構は、保証人が全額払った後で、本人や連帯保証人に肩代わり分を求められると説明する。
だが、機構や委託した債権回収会社ですら回収できなかったのに、保証人が取り戻せるとは考えづらい。

 連帯保証人と保証人をともに立てる仕組みは、政府系や民間の金融機関ではほとんど例がないという。
人的保証制度は奨学金が創設された戦中の1943年から変わらない。保証人の親族まで巻き込む人的保証制度は見直すべき時期にきている。

4 :名無しさん@1周年:2018/11/04(日) 05:31:56.84 ID:nGx3TRaq0.net
>>1
「半額になること隠した」奨学金の全額請求に憤る保証人

保証人の男性は、毎月1万円を振り込んだ伝票を手元に残している(個人が特定できる箇所にモザイクをかけています)
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181031004863_commL.jpg
大阪府の保証人のケース
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181101000064_comm.jpg
朝日 諸永裕司、大津智義2018年11月1日09時26分
https://www.asahi.com/articles/ASLBM5QS9LBMUUPI002.html

 奨学金の保証人は本来、借りた本人や連帯保証人が返していない額の半額しか払う義務はない――。それを知らされずに全額を背負った人がいる。一方、弁護士から教えられて大幅に減額された人もいる。不公平が生まれる理由は、日本学生支援機構の回収手法にあった。

 給料日がすぎた月末になると、気持ちがざわつく。東京都の契約社員の男性(67)は郵便局へ足を運び、「日本学生支援機構」と印字された振込票と1万円札を窓口で差し出す。

 「毎月1万円をあと116回。払い終えるまで生きてるかどうか」

 2年前の春、機構から約140万円を払うよう求められた。妹の娘が高校に進む際、奨学金の保証人になっていた。めいが返していない約90万円に加え、延滞金も約50万円に膨らんでいた。ちょうど、定年退職した直後だった。

 機構に「なんでこんなになるまで放っておいたのか」と尋ねると、めいなどの居場所がわからなかった、と説明された。男性は住所も伝えたが「つかまらない」と言われ、裁判では機構の主張通り全額が認められた。

 民法では、保証人は債務を人数…ここから有料

5 :名無しさん@1周年:2018/11/04(日) 05:32:21.21 ID:nGx3TRaq0.net
>>1
奨学金あっさり減額、心底驚いた 法律の知識が運命左右

日本学生支援機構が保証人に全額請求した際の書面
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181031004814_comm.jpg
福島県の保証人のケース
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181031005781_comm.jpg
朝日 諸永裕司2018年11月1日05時47分
https://www.asahi.com/articles/ASLBM52KKLBMUUPI001.html?iref=pc_extlink

 奨学金の保証人は本来、未返還額の半分しか支払う義務がない。この法律の知識があれば半額にし、知らなければ全額を回収する。自ら進んでは伝えない――。日本学生支援機構がこうした回収手法を続けていることがわかった。

 封書を開けると、見慣れない漢字の列が目に飛び込んできた。

 「支払督促申立予告」

 福島県に住む男性(64)はうろたえた。下には7桁の数字が並んでいる。日本学生支援機構が約400万円を一括で払うよう求めていた。応じなければ、男性に督促するよう裁判所に申し立てるという。3年あまり前のことだった。

 「こんな大金、とても払えない」

 男性は、姉の娘が東京の大学に進んだ18年前、奨学金の保証人になった。ただ、その記憶さえほとんどなかった。長く音信が途絶えていた連帯保証人の姉と連絡をとると、めいは国際結婚して日本を離れ、姉は家計の苦しさから延滞を続けてきた、という。

 自分がかぶるしかないのか。でも、とても払える額ではない。定年退職して2年。家までは取られないだろうが、このままでは老後の設計が狂う。争うことができるのか。男性は、奨学金問題に取り組んでいる弁護士に相談した。

 宮城県の千葉晃平弁護士は、奨学金返還をめぐる保証人からの依頼は初めてだった。民法関連の文献を読み直すうち、ある言葉に目を留めた。

 「分別の…ここから有料

6 :名無しさん@1周年:2018/11/04(日) 05:32:36.78 ID:HjdgZcwI0.net
これって連帯保証人つけてたのかよ、役所仕事なのにちゃんと逃げられ無くしてあるのね
感心感心

7 :名無しさん@1周年:2018/11/04(日) 05:33:03.68 ID:nGx3TRaq0.net
>>1
「分別の利益」知らせず奨学金を全額請求、専門家は批判

分別の利益とは
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181031005779_comm.jpg
山野目章夫・早大法科大学院教授
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181101000100_comm.jpg
河上正二・青山学院大教授
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181101000105_comm.jpg
平野裕之・慶大法科大学院教授=慶応大ホームページより
https://www.asahicom.jp/articles/images/AS20181101000103_comm.jpg

朝日 諸永裕司、大津智義2018年11月1日09時10分
https://www.asahi.com/articles/ASLBN4HVYLBNUUPI003.html?iref=pc_extlink

 奨学金の保証人は本来、未返還額の半分しか支払う義務はない――。日本学生支援機構はなぜ、そのことを保証人に知らせないまま全額請求しているのか。専門家はどうみるのか。

 機構は2004年に日本育英会から改組した後、金融の専門家を含む有識者会議の提言に基づいて金融の手法を採り入れた。以来、独立行政法人として毎年、回収率を厳しく問われている。

 全額請求について、担当者はこう話す。

 「奨学金事業は、学生時代に貸した分を卒業後に返してもらい、次世代の原資に回すことで成り立つ。保証人の方々は、本人と連帯保証人が払えなければ返すと約束いただいている」

 税金が投入されている事業で、分別の利益を認め、本人や連帯保証人からも回収できずに事実上の債権放棄をすれば、また税金で穴埋めすることになる。「それで国民の理解が得られるでしょうか」

 識者の間でも回収が重要であることに異論はない。ただ、その手法に対して、取材した専門家からは批判の声があがっている。

 新潟県弁護士会による保証につ…ここから有料

8 :名無しさん@1周年:2018/11/04(日) 05:35:40.72 ID:pnqCtmvF0.net
とにかく「奨学金」と言うのはやめろよ。
正確に「学費ローン」と言え。
それだけで保証人になるお人好しバカは半減する。

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