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「サマータイム実施は不可能」社会的な大混乱を招く 自治体、医療、交通運輸、金融、家庭家電、サイバーテロほか★3

44 :名無しさん@1周年:2018/08/11(土) 03:11:17.11 ID:e31uW9Pt0.net
http://blogs.itmedia.co.jp/sakamoto/2018/08/Summertime.html

2020年東京五輪開催期間限定の2時間前倒し、サマータイム導入がけっこう真剣に検討されているということで、
ITシステム周りでの猛烈な反対と、そんな欧米でやっているんだから日本でもできるだろう、もしくは試してみたら、という2つの論調を目にします。
ここでは省エネとか経済活性化とか体調への影響とかの問題は抜きにして、情報システム的に日本では非常に難しい理由を解説します。

【欧米でできている夏時間導入が日本では絶望的に困難な理由1:社会として時差対応の経験が未熟】

アメリカと仕事をする経験が長いのですが、打ち合わせの時間を指定する時に、西海岸夏時間で午後7時から( 7 pm PDT)なんて指定をよくしました。
時差がある相手との連絡になれていていて元々、太平洋時間のPSTとか中部時間のMSTとか確認しながらら働いてきたわけです。

夏時間導入もタイムゾーン指定の一つとして扱えば対応できる素地が元々あったわけです。
ヨーロッパもタイムゾーンがいくつかあり、時差を意識した働き方が身についていることでしょう。

一方日本は国内で完結した仕事が多く、タイムゾーンを意識する人は非常に限られてきました。
時差を意識する習慣が薄いのは、夏時間という新たなタイムゾーンに対応するにあたり戸惑いも大きくなるはずです。
打ち合わせの時間に 単に 15時とだけ書き、JSTとかのタイムゾーンを書く習慣がない我々が、
JDT(日本夏時間)というタイムゾーンにどう接するべきか?まずはタイムゾーンを書くことになれることから始める必要があります。

【欧米でできている夏時間導入が日本では絶望的に困難な理由2:標準時UTCを意識した時間処理の習慣やシステムが未整備】

社会が、時差を意識していない余波が情報システムにも関係してきます。
時差を超えて働くのが常識の世界ではUTC(世界標準時)を基準にローカルの時間を扱うという処理が必要とされ、その仕組が、夏時間の対応にも生きます。

一方日本はローカル時間だけで済んでいたので、一度UTCになおしてまたローカル時間に当てはめるなどといった処理に対応しないシステムが膨大にあると想定できます。

そもそも社会が時差に未成熟で時刻表示のシステム上で、タイムゾーンを表して来なかったので、
夏時間と、そうでない時間を混在して処理する時にどう表示すべきか?という標準仕様すら存在していません。

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