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【たべもの】進む「激辛商品」のマイルド化。メーカー「『激辛好き』はそこまで多くない」

2 :記憶たどり。 ★:2018/07/23(月) 09:38:39.02 ID:CAP_USER9.net
■実はカラムーチョは「味を変えていない」

激辛ブームの火付け役もでもある湖池屋の「カラムーチョ」については驚きの事実が明らかになった。
「発売以来、微調整はしても基本的な味付けは変えていない」と同社マーケティング部第1課の加藤俊輔氏は話す。

「カラムーチョ」は、1984年から販売されているロングセラー商品で、激辛スナックの元祖といわれている。
米国で人気だったメキシコ料理に着想を得て開発したが、その当時は市場に辛いスナックがなく、
「社内からも『こんな辛いものは食べられない』という声が上がり、購入者からも『辛すぎる』という苦情がきた。
そのため、発売後しばらくは全く売れなかった」と加藤氏。

だが当時、普及しつつあったコンビニが「若者に受けがいい、面白くて新しい商品」として取り扱いを始めたことがきっかけで
爆発的に売れるようになった。その後、1986年頃にテレビコマーシャルの放映を始めたことで、さらに人気が拡大した。

しかし、激辛スナックの辛さや味わいを比べる下図でも示す通り、その辛さは後発の激辛スナックに比べてマイルド。
「辛さとうまみのバランスがすでに完成しているので、それを崩したくない」(加藤氏)というのがその理由。
つまり、34年前に発売した時点での辛さとほぼ変わっていないというのだ。

以前よりカラムーチョがマイルドになっているように感じるのは、気づかないうちに辛さに対する許容度が上がっていて、
少々の辛さでは激辛と感じなくなっているせいかもしれない。

■辛さプラスアルファを求める層が増加

激辛食品のマイルド化が進む一方で、唐辛子以外の新たなフレーバーを使った商品も増えてきている。

東ハトは「女性ウケ」するフレーバーを開発。梅を使って酸味を強調した「魔性ウメデューサ」や、エスニック食材・パクチーを使った
「暴君ハバネロ・パク盛」を発売した(2品とも7月下旬終売予定)。

速水氏は「特に女性は激辛スナックにも、フレーバーや風味などのバリエーション、多様性を求める傾向が強い」と指摘する。
外食でもエスニック系のメニューが定着したことで、より刺激のあるおいしさや新しい味、風味が求められていると感じているそうだ。

「女性に人気の輸入食材を扱う店でも、唐辛子をベースにした地中海生まれの万能調味料『ハリッサ』など、まだ食卓に定着していない
新しい調味料が扱われるようになっている」(速水氏)。

日清の猪井ブランドマネージャーも同様に、「近年は、ワサビや山椒 (花椒) など、唐辛子以外の香辛料を使った商品へのニーズが増えている。
特に『麻辣』と呼ばれる舌がしびれるような辛さの人気が高まっている」と話す。

どうやら激辛ブームは、フレーバーの多様化という「水平展開」へとフェーズが移っているようだ。
今後どのような香辛料やスパイスが登場するのか楽しみに待ちたい。

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