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【インド】ガンジーもタージマハルも… インドで進む歴史書き換え

1 :アルカリ性寝屋川市民 ★:2018/06/21(木) 05:47:01.61 ID:CAP_USER9.net
インドのモディ首相が就任して4年。この間、自国の歴史の書き換えが進んでいる。ヒンドゥー教徒以外はインド人ではないとの考えに傾き、神話と史実を混同する。イスラム教徒など少数者に対する排外意識を強めかねない。(ニューデリー=奈良部健)

 インド西部ラジャスタン州で一昨年、公立校の社会科教科書から初代首相ネールの記述が削除された。建国の父、ガンジーの暗殺も触れられていない。

 「ガンジーとネールは最も時間をかけて教わったものです。子どもたちにしっかり学んでほしいのですが」と同州アジュメールの主婦ミナ・カプールさん(45)は話す。

 ガンジーとネールは、モディ氏率いる与党インド人民党のライバル政党、国民会議派のメンバーだった。現在の会議派総裁は、ネールのひ孫ラフル・ガンジー氏が務める。

 人民党の支持母体でモディ氏の出身団体でもある「民族義勇団(RSS)」は、ヒンドゥー教の伝統による社会の統合を目指す。モディ氏自身は表立ってガンジーを批判しないものの、RSSは「ガンジーもネールもイスラム教徒に弱腰でヒンドゥー教徒を苦しめた」と非難する。

教科書書き換え支持7割
 一方、教科書に書き加えられたのはRSSの思想に影響を与えたサーバルカルだ。「ヒンドゥー教国家」を唱え、ガンジー暗殺への関与が疑われた人物だ。

 連邦制のインドでは、教科書の内容は州政府が決める。改訂はラジャスタン州のほか、人民党が政権を握る各州に広がる。「先進州」は、モディ氏が2014年に連邦首相になるまで州首相を務めたグジャラート州だ。イスラム教徒やキリスト教徒を「外来者」と位置づけたり、RSSの愛唱歌を加えたりしてきた。

 14年に国内紙が実施した世論調査では、教科書書き換えへの支持が69%に上った。

「歴史と神話の混同」と批判
 モディ氏はこう述べたことがある。「ガネーシャは、形成外科が古代インドで知られていた証拠だ」

 ヒンドゥー教の神々が登場する古典には、父シバ神に首を切られ、象の頭に付け替えられたガネーシャ神の話がある。モディ氏はこれを真に受けた。歴史学会からは「歴史と神話の混同だ」と批判された。

 それでもモディ政権は16年、古代史を再検討する委員会を設置。マヘシュ・シャルマ文化相は「神々の話は神話ではなく史実。古典の内容と考古学の史資料との差を埋める必要がある」と話す。

 世界遺産にも歴史書き換えの波は押し寄せる。

 ウッタルプラデシュ州は昨年つくった観光ガイドブックにタージマハルを載せなかった。17世紀、イスラム系ムガール帝国の皇帝シャー・ジャハーンが先立った妻のために建てた墓だ。

 ヒンドゥー僧侶出身で人民党のヨギ州首相の影響が取りざたされる。ヨギ氏は「(侵略者が建てた)タージマハルはインド文化を代表するものではない」と発言したことがある。



長いので続きはソースで
朝日新聞DEGITAL 2018年6月19日15時56分
https://www.asahi.com/articles/ASL5T1FBPL5SUHBI06J.html

172 :名無しさん@1周年:2018/06/22(金) 10:29:20.98 ID:6+6J19i/0.net
https://i.imgur.com/jWPcd7n.jpg

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