【千葉】柏市の病院屋上　カモの親子と職員の交流物語

アルカリ性寝屋川市民 ★

　屋上の緑を増やしたら子育てしていた。舞台は、街中にある病院の屋上。職員たちと、カモの親子の心温まる交流があった。

　あっちにトコトコ、こっちにトコトコ。列を作って歩く姿が愛らしいカモの親子。この時期よく見られる光景だが、このカモの親子は普通とはちょっと違う。カモたちがいるのは病院の屋上だ。
　病院の職員：「患者さまに教えて頂いて、見たらホカホカの（ヒナ）が歩いていました」
　千葉県柏市にある病院。緑化活動の一環として屋上に庭園を造っているのだが、その緑を親ガモは子育てに適した場所と判断したようだ。
　辻仲病院法人事務局長・鴨志田道博さん：「猫とか鳥以外の天敵がいないので、比較的、ここは安全だと思います」
　そう語るのは、事務局長の鴨志田さん。病院は市役所に確認したうえで、巣立ちまで見届けることに…。餌（えさ）の用意や、植物プランナーを利用した水場も設置し、水は毎日、朝晩で変えるなどかいがいしくお世話に奔走している。しかし、残念ながら元々11羽いたヒナが、カラスに襲われて今は6羽に…。そこでスタッフは「ヒナを守ろう作戦」を決行。カラス避けを立て、隠れ家を作った。さらには。
　病院の職員：「入院している患者さんがカラスが来ると“カー”って威嚇するの」
　隣のマンションからも…。
　近所の小学生：「（Q.どんな時に見る）カラスに襲われていないか」
　毎日。ベランダから見守っている。そのかいもあってか、ヒナはすくすくと成長。
　辻仲病院法人事務局長・鴨志田道博さん：「あと何週間かしたら残念ながら巣立っていってしまうので、それまでは皆で温かく見守りたいと思います」
　地域の人々に笑顔をもたらすカモの親子。巣立ちは7月上旬ごろということだ。

yahooニュース（テレ朝NEWS）　6/20(水) 17:22配信
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180620-00000032-ann-soci

【千葉】柏市の病院屋上 カモの親子と職員の交流物語

【千葉】柏市の病院屋上　カモの親子と職員の交流物語