【目黒５歳女児死亡】電灯もない１人の部屋で「ゆるして」つづる

みつを ★

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180608/k10011469321000.html?utm_int=news_contents_news-main_002

死亡の５歳女児電灯もない１人の部屋で「ゆるして」つづる
2018年6月9日 0時32分

東京・目黒区で５歳の女の子に十分な食事を与えず死亡させたなどとして両親が逮捕された事件で、女の子は両親とは別の部屋で１人で寝起きしていたうえ、部屋には電灯がなかったことが警視庁への取材でわかりました。警視庁は、女の子が明かりのない部屋でノートにひらがなの練習をさせられていたと見て調べています。

ことし３月、東京・目黒区の船戸結愛ちゃん（当時５）が死亡し、警視庁は、父親の船戸雄大容疑者（33）と母親の優里容疑者（25）が十分な食事を与えなかったうえ病院にも連れて行かずに死亡させたとして保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕し、８日、検察庁に送りました。

これまでの調べで、結愛ちゃんは両親と弟とは別の部屋で１人で寝起きしていたということですが、その後の調べで、結愛ちゃんの部屋には電灯がなかったことが警視庁への取材でわかりました。

結愛ちゃんは毎日、早朝４時ごろに自分で起きて、ひらがなを書く練習をするよう命じられていたということで、自宅から見つかったノートには、ひらがなで「ゆるしてくださいおねがいします」といった言葉が書かれていました。

警視庁は、結愛ちゃんが早朝に明かりのない部屋でノートにひらがなの練習をさせられていたと見て調べています。
現場に花や菓子「ニュース聞きいたたまれない気持ち」
現場のアパートには死亡した結愛ちゃんを悼んで花やお菓子が供えられ、手を合わせる人の姿も見られました。

近くの会社に勤めている40代の男性は「ニュースを見て居たたまれない気持ちになり、現場に来ました。女の子が書いたノートの言葉を聞いたとき、追い詰められて本当につらかっただろうなと思いました」と話していました。

近くに住む50代の女性は「私にも子どもがいますが、おなかを痛めて産んだ子どもを虐待するなんて信じられません。二度と同じことが繰り返されないでほしい」と話していました。

現場には、結愛ちゃんを悼んで花束や菓子、ジュースが供えられていました。
手紙が添えられた花束もあり、手紙には「うまれかわったらこんどはパパとママといっぱいいっぱいあそんでね」と書かれていました。

【目黒５歳女児死亡】 電灯もない１人の部屋で「ゆるして」つづる

【目黒５歳女児死亡】電灯もない１人の部屋で「ゆるして」つづる