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【混獲】ミンククジラ水揚げ サケマス定置網に入り込み/北海道・登別

608 :税金泥棒(石巻復興を騙って23億円ブッコ抜く):2018/05/29(火) 21:58:04.00 ID:XLxTAfBJ0.net
>>607
○高屋繁樹(水産庁資源管理部国際課捕鯨室、室長)
お手元の資料の3ページの指定漁業の許可及び取締りに関する省令の一部の改正の概要というところに沿って説明させていただきます。
現行の制度でございますが、歯鯨類、いわゆる小型の鯨類、イルカ漁業につきましては、指定漁業の許可及び取締り等に関する省令82条第1項の規定に基づきまして、
同項で列記された歯鯨、イルカ類を対象として、都道府県知事の許可のもとにこれを実施しております。
1ページめくっていただきますと、イルカの種類の絵が描いておりますが、この赤枠で囲ってきたものが今回追加の要望が出ているもので、
イシイルカというのが実は2つに分かれますので、実質上9種類を漁獲しております。
これを水産庁から枠を配分して、都道府県知事の許可に基づいて操業を行っているというものでございます。
改正の必要性ということで、我が国の周辺の歯鯨のうちシワハイルカ及びカズハゴンドウについては、水産研究・教育機構の資源量調査結果で、持続的な利用を行うのに十分な資源量があることが確認されました。
また、近年、特に和歌山、沖縄の漁業者等から、これらの鯨種の漁獲枠の設定について要望があったということから、今回の改正を行おうとするものです。
ちなみに、欄外の参考のところにございますように、日本海周辺海域による推定資源量は、シワハイルカで5,483頭、カズハゴンドウで5万8,889頭、
これをもとにPBRというかなり保守的な手法に基づきまして資源量をもとに算出された許容捕獲頭数は、シワハ46頭、カズハゴンドウ704頭を想定しております。
改正の概要でございますが、指定省令第82条第1項のただし書きに、新たにこの「しわはいるか」及び「かずはごんどう」、先ほどの絵のところにあった、この2種を追加し、
また、先ほどのイシイルカ、右のところの一番下にあるイルカですが、これは今までもあったんですが、名称のほうを正式な和名に合わせる修正を行わせていただきたいと思いまして、
「りくぜん型いしいるか」について、正式な和名である「りくぜんいるか型いしいるか」とする改正を行いたいというふうに考えております。
本件に先立ちまして、3月17日から4月15日にかけてパブリックコメントを実施いたしました。
284件ほどのコメントがございまして、本件の改正に賛成するものが276件、反対が8件ほどございました。
主な意見の内容でございますが、賛成の意見といたしましては、資源が十分あるので捕獲枠の設定は妥当であるということ、海洋資源全体の管理の観点からも、
鯨類のみ捕獲しないということはバランスを崩すといった御意見がございました。
反対意見の主な内容といたしまして、公海にまたがる資源であるイルカは、国際機関、管理機関で管理するべきであるということ、
それから、既存の鯨種の捕獲枠を消化できていない状態で新たな鯨種を追加する理由がないといったものが挙げられます。
最初の公海にまたがる資源に関するものですが、イルカ類はIWCの国際捕鯨委員会の管理の中に入っておりませんので、
現在、これを直接取り扱う国際機関というのはございません。資源自体は日本の沿岸の種類でございますが、
大体同様の事例は、アメリカとかカナダ、そういった国もそれぞれの国で漁獲の管理を行っている現状でございます。
それから、既存鯨種の捕獲枠を消化できない、していない状態で新たに追加する必要がないという意見でございますが、
本2種の資源評価につきましては、水研機構が国際資源の現況に公表いたしましたとおり、国際的に用いられる資源評価の手法で評価しており、
資源の状態としては安定的にあるということ、それから、既存の対象鯨種についての捕獲の増減は、環境要因によりイルカ漁業が行われている沿岸への来遊量自体が変化しているということと考えています。
安定的な経営に資する観点からも、既存の対象鯨種が来遊しないときにも来遊する傾向が見られる、この2種について、特に資源が豊富であるということから、今般、対象として追加するというふうに考えております。
イルカ漁自体については、法令に基づき、科学的根拠に基づいて我が国が設定した許容捕獲頭数の範囲内で適切に実施すべきというふうに考えております。
以上でございます。

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