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【奈良】住所誤入力で救急車遅れる…死亡男性の遺族提訴
- 1 :ティータイム ★ :2018/05/10(木) 09:09:22.87 ID:CAP_USER9.net
- 読売新聞 2018年05月10日 07時43分
自宅から救急搬送された男性(当時66歳)が死亡したのは、119番を受けた消防職員が住所を間違え、救急車の到着が遅れたのが原因だとして、
奈良県天理市の遺族が、同県広域消防組合を相手取り、約3700万円の損害賠償を求めて奈良地裁に提訴したことがわかった。
訴状などによると、男性は2016年2月19日未明、同市の自宅で胸の痛みを訴え、妻が119番。
同県橿原市にある指令センター職員が当初、住所検索システムに誤った番地を入力したため、最寄りの天理消防署からの救急車の到着が通常より約10分遅れたという。
この間に男性は心肺停止状態になり、病院に運ばれたが、意識が戻らないまま同年3月2日、低酸素脳症で死亡。男性には心筋梗塞の既往症があったという。
組合側はその後、遺族にミスを認める一方、「10分以内に到着したとしても助かった可能性が高いとは言えず、死亡との因果関係を認めるのは困難」と主張。
今年3月に提訴した遺族は「もう少し早く処置が受けられていたらと思うと悔しい」と話している。
同組合は読売新聞の取材に対し「係争中なので答えられない」と説明。第1回口頭弁論は今月11日に開かれる。
組合は橿原市に本部があり、奈良、生駒両市を除く37市町村を管轄している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180509-OYT1T50143.html?from=ytop_main5
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