【平尾受刑者逃走１５日目】サイクリングの名勝として知られる「しまなみ海道」はキャンセル続出アサリの潮干狩りイベントも参加者激減

ガーディス ★

保護者らに疲れ

影響は学校現場にも及ぶ。島北部の市立向東小学校のグラウンドは19日午後2時半ごろ、児童を迎えにきた保護者の数十台の車で埋め尽くされた。児童だけで下校させず、保護者が迎えに来られない場合は教職員や刑務官が付き添っている。

事件後、子供2人を送迎するため自宅と学校、幼稚園を1日4往復するという荒川貴子さん（31）は「疲れがたまってきた」と困惑した表情。8歳と5歳の姉妹がいる久保あかねさん（34）には安否を確認する夫から連絡が頻繁にあるという。「緊張が続き、気疲れしてしまう」と話した。

「屋外で遊べず、児童にストレスがたまっているのでは」と懸念するのは放課後児童クラブ補助員の菅原周子さん（58）。約60人の児童が参加する児童クラブでは屋外の活動を控え、室内での遊びに切り替えたという。

観光にも影響

向島などを通り今治市と尾道市を結ぶ瀬戸内しまなみ海道は美しい風景が広がり、サイクリングの名勝として知られる。レンタサイクル事業を行う一般社団法人しまなみジャパン（尾道市）には8日以降、問い合わせや予約キャンセルの電話が相次いでいるという。

15日には向島を発着する予定だった約1800人規模のサイクリングイベントが中止に。同法人担当者は「春は特にレンタサイクルの利用者が多い季節。一刻も早く捕まってほしい」。

「シーズン入りと重なるとは……」と漏らすのは向島町漁業協同組合の田頭信親組合長。島の干汐海水浴場では14日にアサリの潮干狩りがオープンしたが、15日までの人出は例年の5分の1の約120人にとどまった。ゴールデンウイークは例年3千人が訪れるかき入れ時で、田頭組合長は「逃走が長引けば事態は深刻だ」と声を落とした。

　▼向島　本州の広島県尾道市の市街地から幅約200～300メートルの尾道水道を隔てた位置にあり、約22平方キロに約2万2千人が暮らしている。東部の向東町が1970年、西部の向島町が2005年に同市に編入された。島内では造船業が盛んなほか、橋を渡り本州側へ通勤する人も多い。市などによると、近年は島外に移住する人が増加。1千軒以上の空き家があるほか、農業者が減ったことで放置された果樹園もあるという。

全文はこちら
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO2959431019042018AC8Z00
関連スレ
【GWまであと8日】平尾受刑者　逃走１３日目　検問渋滞日常化で「車から自転車に…」
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1524201322/

【平尾受刑者逃走１５日目】サイクリングの名勝として知られる「しまなみ海道」はキャンセル続出 アサリの潮干狩りイベントも参加者激減

【平尾受刑者逃走１５日目】サイクリングの名勝として知られる「しまなみ海道」はキャンセル続出アサリの潮干狩りイベントも参加者激減